意外すぎる(?)素敵な一面
「「「――♪」」」
ワイワイガヤガヤ……。
「う〜ん……」
カキカキ……。
「この問題やっぱりとっても難しいな……」
いつものように提供クレジットワールドの波に呑まれながら頑張って勉強をしている私だけど、流石に自分1人の力ではどうしても限界があるんだよね……。むむむ〜……。一応みんなに聞くのも手なんだけど、こんなジャングルみたいなところに足を踏み入れるのもただただ恐怖でしかないんだけど! キ〜!
ハァ〜……。とはいえ……、背に腹は代えられないよね……。よし☆! ここは勇気を出してみんなに聞いてみるぞ〜☆! オ〜☆!
「あっ、あの!」
「「「ん?」」」
「その……良かったら……、ここの問題教えて下さい……! どうしても分からなくて……。ダメかな……?」
「「「……」」」
うぅ〜……、勇気を出して言ってみたけどみんな私のお願い聞いてくれるかな……? 何だかすっごく不安になってきた……!
「うむ、よかろう♪ みんなで一緒に協力しようじゃないか♪ ニヒヒ〜♪」
「へっ……、いいの……?」
「もちろんいいぞ♪ 友達が困ってたら助けるのは当然だからな☆! ニヒッ♪」
「にっ……、新山さ〜ん……」
「先生も力になるから安心してね♪ イェイッ♪」
「ハイッ☆! みんな、本当にありがとうございます☆!」
大好きな提供クレジットの話を中断し、私のお願いをちゃんと聞いてくれるなんてとっても感謝感激です……☆! 勇気出して言ってみて良かった……☆!
「うぅ〜……、私も全然分からない……。どうやったら解けるんだろう……?」
「この問題の解き方は、ここをこうして――」
「うんうん♪ なるほどね♪」
「本当だ☆! 凄い凄い☆!」
「あとはこうすればOKだよ♪」
「はいっ☆! やった♪ 無事に解けた♪」
それからは朱音ちゃんたちが力を貸してくれたおかげで、無事に難問だった問題を解くことが出来たの♪
といっても教えてくれたのは新山さんと戸村先生で、朱音ちゃんは私と同じで全然分からなかったみたいだけどね♪ だけど分からないなりにも力になろうとしてくれたその気持ちだけで私はとっても嬉しいよ♪ ニヒッ♪
「みなさん、本当にありがとうございます☆! おかげで無事に解くことが出来ました☆!」
「フッ……、礼には及ばないぜ……♪ 友達である璃緒ちゃんのためなら、私たちはいつだって全力で力を貸すからね♪ ニヒヒ〜♪」
「うん♪ ありがとう♪」
今回は特に貢献していなかった朱音ちゃんだけど、不思議とその言葉になぜか物凄く心に響く自分がいます……。ぬぐぅ〜……。
「谷村さんの言う通りだぞ♪ もしまた何かあったら、これからも私たちを頼ってね♪ イェイッ♪ それに勉強を頑張ってる山井さんの姿は見ててとっても格好良いぞ♪ きゅんです♪」
「「うんうん♪」」
「嘘!? そんな風に思っててくれてたの!? ちょっ……、ちょっぴり嬉しいかも……」
みんな、ちゃんと見ていたんだ……。うぅ〜……、それはそれで何かとっても恥ずかしいんだけど! むぅ~!
「朱音ちゃんと新山さんが言ってたように、先生たちは山井さんが困ってたらさっきみたいにすぐに助けるから絶対に安心してね♪ ニヒッ♪」
「ハイッ☆! とっても頼もしい限りです♪」
趣味がアレなので変わり者な人たちに見えるけど、いざというときはちゃんと助けてくれることが分かって凄く見直しちゃった♪ みんな本当に心強かったよ♪ エヘッ♪
「そして山井さんがそのまま提供クレジットにハマってくれたらとっても嬉しいんだけど……♪」
「それは絶対に無い!」
「「「むぅ~!」」」
「プク顔しても無駄だからね!!」
前言撤回! やっぱりこの人たちはとんでもなく変わり者です! プンスカプンスカ!




