大麻の健康への影響(妊婦、産婦、授乳婦への影響)
前ページでは、カナダ保健省の注意喚起を元に簡単に大麻の健康への影響を見てきました。書かれていた、主なものは運転、精神への悪影響ですが、それ以外にもいくつかの悪影響があることがわかっています。
カナダ保健省のホームページには書かれていなかったので、アメリカ疾病予防管理センターのホームページ(CDC)とカナダ薬物使用・中毒センター(ccdus)のホームページを元に見ていきましょう。
(アメリカ cdc)
https://www.cdc.gov/marijuana/health-effects.html
(アメリカcdc 妊婦への注意)
https://www.cdc.gov/marijuana/factsheets/pregnancy.htm
(カナダ ccdus)
http://www.ccdus.ca/Eng/topics/Cannabis/Health-Impacts-of-Cannabis/Pages/default.aspx
まずは妊婦・産婦・授乳婦への注意喚起です。
◆◆◆ アメリカ CDC
妊娠中の大麻の使用は、胎児の健康に悪影響があります。特に、大麻に含まれる化学物質(THC)は胎児にも(胎盤を通過して)移行するので、胎児の発達に悪影響を与える可能性があります。
研究が乏しく、大麻が胎児にどう影響するかについてはより多くの研究が必要ですが、妊婦は大麻を使用しないことを推奨しています。
◯ 大麻の妊娠中の潜在的な悪影響はなんですか?
・いくつかの研究では低出生体重を含む新生児の健康上の問題を引き起こすことが示されています。
・大麻の煙は、タバコの煙と同じ化学物質の多くを持つため、発達の障害の可能性を高める可能性があります。
◯ 妊娠中の大麻使用の妊娠後の悪影響について
・いくつかの研究では妊娠中の大麻使用は、子供の注意力や学習に悪影響が示唆されています。これらの問題は、子供が大きくなってはっきりしてきます。
・大麻の使用は母親の適切に子育てする能力に影響する可能性があります。
◯ 大麻は母乳での育児に影響しますか?
大麻に含まれる化学物資は母乳を介して新生児に移行します。THCは脂肪に蓄積されるため、大麻使用を止めても新生児はTHCに曝露される可能性があります。
しかし、大麻の母乳を介した新生児への影響は、データが少なく結果も矛盾しています。ただ、潜在的に悪影響がある可能性があるため、母乳育児をしている母親は大麻使用を避けるべきです。
◆◆◆
次はカナダです。
◆◆◆ カナダCCDUSから
2015年に出産年齢(15-44歳)の女性の16.9%が昨年大麻を使用したと報告しています。妊娠期間中の大麻使用と早産リスク上昇や流産、身体的な異常への影響について関連性を示すエビデンスは乏しい(注意!証拠が少ないだけで影響が無いという話では無いです)。しかし、日常的な大麻使用は以下に関連している。
・低体重および他の出産に影響を与えるリスク因子の一つである
・神経発達と認知、学業成績の低下
・注意力の欠如などを含む青少年の行動障害は多動性と衝動性を増加させ、非行と薬物使用を増加させる。
◆◆◆
一旦ここまで。




