大麻取締法は憲法違反!いや規制しない方が憲法違反!
今回は健康問題を離れてちょっと文系よりな話。
ヤフコ◯にこんな書き込みがあった。
A氏 酒もタバコもいいんだし葉っぱくらい許してよ!
B氏 葉っぱを吸うのを邪魔するのは人権侵害だ!
彼らの葉っぱに対する熱意は良く分かった。彼らの意見は正しいだろうか?そもそもどういう考えで、大麻は規制されているのだろうか?
大麻もお酒もタバコも売春も、直接害を受けるのは主に使用者個人だ。なぜ、こういったものを国が制限するのか?これは、国がパターナリズムという考え方に基づいているからだ。パターナリズムとは、乱暴な言い方をすれば、国民はおむつが取れていない子供だから面倒みてあげましょうね。という考え方である。真面目に書くと、国民の健康や社会基盤を守るために、積極的に介入するという考え方だ。逆の考え方は、国民を完璧超人とみなして、自己責任だ!とする考え方になる。
日本国は、憲法に国が国民の健康を守る努力義務があることが明記されており、このパターナリズムの立場に立っている。大麻取締法もこの考え方に沿って制定されている。
一方で、愚行権という考え方もあり、身体や生命など個人に関するものは他人が干渉すべきでなく個人の「選択の自由の権利」を尊重しようという考え方である。
どちらが正しいということではないが、「選択の自由の権利」にはいくつか問題がある。
・日本の憲法には選択の自由という権利はない。
・依存による選択は個人の意思だろうか?
・大麻で健康を害した時にも医療福祉が必要になる。
(その時のお金は誰が負担するの?税金?)
・受動喫煙や運転など個人の問題を超える(他人に不利益がでる)問題がある。
選択の自由の権利を主張するなら、これらの問題を解決策も提案する必要があるだろう。俺の自由だから吸わせろと言っても、そんな自由は認められていないのだ。
さて、日本はパターナリズムに基づいて、大麻所持を制限し国民の健康を守っているが、考えなければならない問題もある。
・ 個人の自由を制限するのに足る有害性か?
・法規制は国民の健康を守るのに効果的に働いているか?
・国民との合意形成はできているか?
大麻取締法については最高裁でも何度も争われて大麻の有害性から合憲と判決が下されているので、大麻の有害性に対するパターナリズムは正当だろう。また、日本はハードドラックの使用もオピオイドの乱用も起きておらず、大麻使用も他の国に比べて大変少ない。日本の薬物政策は世界でも成功した部類に入る。それなりに、大麻取締法は機能していると思われる。
しかし、依存症患者治療の点ではあまり成果が上がられていない面もあり、大麻の害を国民に伝える方法も少し脅迫的で十分な議論とは言えないかもしれない。もっと良い方法があるのではないかと思う。
大麻の政策や合法化国の統計データについては後々別項目で説明します。その結果を通して、更に大麻規制について考えていけたらと思います。
次は、大麻の有害性の話に戻り、自動車運転への影響について合法化国の統計データを交えて詳しく説明します。
語尾が「ですます」になったり「である」になったり乱れてる。少し書き慣れてきたけれど、まだ文章がおかしい。最初の頃は読みやすくしようと思ってすこしだけユーモア成分を押し込もうとしていたけれど、普通に書いた方がわかりやすい気がする。全部投稿したら書き直そう。
このエッセイの終わりは見えず、先は長いけれど、頑張ろう。




