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奴隷

次回の投稿は日曜日の昼12時です。

「フゥァ~ア、よく寝た~ てっここは…… あ~そうか、俺は… なんかこれ2回目な気がするなぁ。」


俺は頭を掻いて布団から降りると部屋を出て、とりあえず近くにあった階段を降りた。


「さっきの部屋は2階だったのか…… あの人はここかな?」


俺はシルヴィアさんを探すため、降りた先にあった一番近くの扉を開けた。

開けた扉の先には理科の実験室のような風景があった。


「うわ~ なにこれ?」


俺が目の前の光景に若干ひるんでいると後ろから声が来た。


「私の実験室だよ」


「うわっ きゅ、急に話しかけないでくださいよ!」


「ふん、私がどう話しかけようと勝手だろう? それよりも最初の仕事だ、まずは私が部屋の案内をしよう、その用意の間にここの部屋をよく見ておけ。」


「え、見ておけって」


「言ったとおりだ、見るだけでいい」


「どういう――」


俺が理由を聞く前にシルヴィアさんはまたどこかへ行ってしまった。


「こっちの話を聞いてくれない人だなぁ、見るって言ってもなぁ」


仕方なしに部屋を見回ってみたが俺には理解できないものしかなかった。


フラスコのようなものにはなにやら黒い水が入っていて試験管には色とりどりの溶液が入っている。


その他にも部屋にはベスティアのドロップ品のようなものがいくつも並んでいるが俺にはどの種類のベスティアかはわからない。


部屋を一周してわかったのは汚いということぐらいだった。床にはいくつもシミがありゴミもたくさんあるし整理整頓されていない。


よくこんな部屋にいられるなと感想を抱いていると扉が開いた。


「部屋はよく見たかな?」


「あ、はい見ましたけど――ってなんですか!その格好!」


シルヴィアさんは金髪の長い髪を濡らし、モデル体型の体に下着一枚でタオルを肩がけしただけのラフな格好で俺の前に姿を現した。


「ん?水浴びの後なんだ こんなもんだろ?」


「だからって下着一枚にタオルだけっておかしいですって!」


「なんだ?私で情欲でも沸いたか? 残念だがこう見えても、私は君から見たらおばあちゃんだぞ?もう100は超えてるからな。」


「それなら別に僕から見なくてもおばあちゃんなんじゃ――ひっ」


俺がシルヴィアさんの年齢に驚き、余計なことを口走ったらシルヴィアさんは俺の方をひと睨みしたがすぐ表情を戻した。


「ふん! それよりも案内だ、ついてこい!」


「はっ、はい」


シルヴィアさんの後についていくとこの家の案内をされた。


一階にはキッチンと先ほどの部屋とトイレが一つ、それに風呂(浴槽、というか水を溜めるものと桶があるだけだが……)


2階には俺が寝ていた部屋ともう一つ同じような部屋があった。


外には家庭菜園?というか勝手に自生している野菜たちがあった。


近くに湖があるらしく水はそこから引いているそうだ。


そして地下には倉庫があった。倉庫の中にはベスティアのドロップ品が無造作に大量に置かれていた。


「よし、あらかた案内したな。 なにか聞きたいことはあるか?」


「聞きたいことって…なんで案内してくれたんですか?」


「なぜだと?君が住む家になるんだ案内は必要だろ?それに仕事に支障が出るからな」


「仕事?」


「そうだ、君の仕事はこの家の家事の全てをしてもらう、ようはこの家の管理だな」


「え、ぇぇえええ!この家の家事全部ですかぁ!」


「ああ、といっても食事だけは私が手を貸そう。 君にいきなり料理をしろなんて無茶を言うつもりはない、がいずれはそれもやってもらおう。」


「お、俺がこの家の管理をするんですかぁ! む、無理ですよまだ6歳ですよ!」


「無理?そんなものしらん、私がやれと言ったらやれ。 君はこの家の住人なるんだ、働かないものに食わせる飯はない。 そうなれば君は出ていくことになる、そうなれば`死´あるのみだ。」


「う、そ、それは」


「君だって死にたくはないだろう? ならここで働くしかないじゃないか。」


「なんかすごい笑顔で言ってますけどこれって脅しですよね?」


「脅し? これは要求だよ、勘違いしちゃぁいけない、君に拒否権はある。 だが拒否したら結果的に死ぬというだけだ。 で、どうかな?」


「そんなの……受けるしかないじゃないですか」


「そうか! よかった!ちょうど人手が欲しいところだったんだよ、これからよろしくな奴隷くん。」


「よろし……って奴隷!? 奴隷ってなんですか!」


「奴隷っていうのはだな、君みたいに主人に誠心誠意尽くす格好良い人のことで――」


「そう言う事じゃないですって! それにさらりと嘘教えようとしてるし!」


「なんだ? 奴隷のこと知ってたのかぁ、つまらんな。」


「つまらない、じゃないですよ!? なんで奴隷!?」


「君の呼び方なんてどうでもいいじゃないか? やることはかわりないんだし。」


「何!? その不憫な子を見るような哀れの目は、腹たってくるんですけど?」


「呼び方を変えて欲しかったら働くことだな、さあまずは掃除からだ。 掃除用具は地下のどっかにある、探して持ってこい。 今日中に終わらせろよ。」


「え、ちょ、シルヴィアさんどこに行くんですか!?」


「研究材料取りだ、ついでに狩りもな。 じゃあやれよ。」


「え、待って!ってもう行っちゃったし……」


この家全部の掃除なんて今日中に終わるのか!?


まぁやるしかないかぁ俺は淡々と決まってしまった状況に覚悟を決め、掃除を使用と決心した。


「でもあの地下から掃除用具見つけるところからかぁ、もう折れそうなんだけど」


俺はトボトボと歩いて行った。


俺はこの先どうなるんだろ……




ストックたまんねぇわ、執筆の時間ないわ、小説書くのってやばいですね。毎日投稿してる人たちは半端ないですよ ※祖母の介護の関係で遅れるかもしれませんがよろしくお願いします。

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