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 スファナ国に向かっているみや。途中で高度が下がってきたので、もう着くのかな?と思っていたら、大きく迂回していたようで。


「みや、観てご覧。 あれがトゥファオールとアビスを渡す、アビトゥール大橋だ」

横から先を見ると、その橋が見えた。

「わぁ~。 立派で大きそうな橋~」

「横幅は約20m、長さは50㎞近くある」

「長っ」

まだ距離があるのに大きいなと見ていたが、そんなに続いてるのかとビックリする。


橋の先が見えないが、川幅もそれだけあると言う事。

地図では分からなかったし、竜で飛んで行くと距離感が掴めなかったが、結構遠い所なのだと実感した。


橋の両側には宿場街があり、皆馬や馬車で移動するそうだ。

その橋の上では休息してもらう為に商売している人達がいるらしい。


パラディン達は川の上を飛び、橋の上を跨ぐ。


「あ、船もいっぱい居るねっ」

「あぁ、片道だけなら船の渡しもしているし、漁師の船もある」

「ー。片道なのは分かるけど、帰りはその船どうするの?」

「川の流れが変わるから、その時に戻るのだ」

「へぇ~」




 大きな川を辿って、やがてスファナ国の領土に入った。


「もう直に見えるぞ」

そう言った数分後に、その国の端が見えてきた。

そして更に数分もすると、スファナ国の首都が広がって見える所まで来た。


「大きい~~っ」


地図だとその国土の半分を占めている大きさだったが、視界に収まらない事でその大きさが分かる。上から見てもそう思うのだから他の街とは雲泥の差だ。

アビス国の首都も回り切れない程大きいと思ったのに、その3~4倍はあると思う。


「(私一体ここのどこでパレードをやるの?)」

こんなに大きいならパレードをやっても小さい規模に思えてくる。

「(って言うか、これは自力で食材探すの無理じゃない? 大変過ぎでしょ絶対)」

市場やお店は回りたいが、王様に聞いた方が早いかもしれない。




 パラディン達は首都の内側に入り、美しくそびえ立つ城の敷地内に降り立った。

小高い丘の上にあるお城は、少しでも国が見えるようにと建てられたそうだが、それと同時にこの国の威厳と誇りを表しているかの様な存在感がある。


降りた所はパラディン専用らしく、非常に目立っていたと思うが人が来る気配は無い。


「誰も来ないね?」

「事前に通達してあるからな。 みやは明日来る事になっている。私達はその下準備に来たので構いは無しと言ってある」

「あぁそうなんだ」

「その為の装いだろう?」

「確かに」

お忍びルックで来ている。



フードを被り、首都の街へとみや達は下って行った。




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