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アンチノミーを越えて  作者: 朽無鶸
個性と集団と私と
48/48

目覚め

自分が保存される感覚

汽笛が鳴るのが聞こえてきた

長いトンネルを抜けた合図


窓の外は真っ白な雪と

丸裸の木々の世界


綺麗だと思いながら

寂しさも感じている


生まれ変わったんだ

目を閉じた少し先で

生まれ変わったんだ

もうすぐ駅に着きそうだ



同い年くらいの乗客が

僕にこんにちはと声をかけてきた


よく見れば車内は賑やかで

たくさんの人が乗っていた


写真の中で見た顔を

思い出せずにもどかしい


生まれ変わったんだ

目を閉じた少し先で

生まれ変わったんだ

途切れながらも続いてる



名前をよんだ何度もよんだ

自分の名前を繰り返しよんだ



生まれ変わったんだ

目を閉じた少し先で

生まれ変わったんだ

乗客たちに別れを告げた


昨日の自分は今日の自分とは違う存在になる。

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