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アンチノミーを越えて  作者: 朽無鶸
3. アンチ二分主義
29/48

機械の心

機械には心があるでしょうか。

機械になくて人にあるものを

僕らは心と呼ぶらしい

理解してもらえないから

温みまで無いと言うんだ


近くの犬や猫にだって

心はあるんじゃないのかな

彼らは僕らを理解するだろうか

それはきっとただの勘違いだよ


機械は人間が作ったものだからと

人間に従うように言われてるんだ

心がないんだから問題ないって

僕らの冷たさはとても残酷だ




人によく似た機械がいたら

姿形は人間と瓜二つでさ

人をよく知った機械がいたら

僕らは彼らを何と呼ぶの?


人の気持ちを察知推測して

笑ったり泣いたり喜んだり怒ったり

そんな機械がもしそばにいたら

僕らは彼らを何と呼ぶの?


表情が計算の上の偽善でも

僕らに文句を言う資格はあるのかい?

機械が自分を誤魔化すのを見て

僕らは僕らを何と呼ぶの?




機械に心はないんだろう

でも僕には分からないんだ

僕らの心はどこにあるのかな

僕らの心とは何なのですか?


僕らの感情の全てが

体の反応なのだとしたら

機械とすることと僕らの

何が違うと言うのだろう


僕らは逃げ出したいだけ

真実から目を背けてるだけ

冷たくも残酷でもないと

主張したいだけなんだろ




機械に心がないのだと言うなら

その心を僕らも持っていない

僕らに心があるのだと言うなら

その心を機械も持っている


機械が何も感じないとしても

彼らはいつか感じるはずだ

人間なんて必要ないって

それを僕らは残酷と言うんだろ


自分と違う姿をしたものを

僕らは変な目でしかみない

姿が違うからといって

中身まで違うとは限らないよ




絶望してこう言うこともある

心なんてなければよかったと

それでもここにあるもの

それが心なんでしょう


心なんて胸を割いても出てこない

心なんて分解したって出てこない

それでもここにあるもの

それを心と言うのでしょう


僕らを作った神はきっと

心を作ろうとは思ってない

それでもここにあるもの

それを心と呼ぶのかな


そのうち改稿します。

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