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アンチノミーを越えて  作者: 朽無鶸
3. アンチ二分主義
23/48

芸術

僕の芸術。

どこか頼りない見た目は

僕の心を映した鏡

そこに覗かせる表象と

結局不透明な心内


芸術と名付けた足跡は

芸にも術にも及ばずに

見るや中途半端な様相と

どうにも惨めな舌触り


認められたい欲求と

押しとどまらない自己弁護

無防備な後ろ姿は

いつも置いてけぼりを食ってるぜ


僕が僕であること

何度呟いたら気が済むんだ

これが芸術になったら笑い話だ

涙を流して笑ってやるよ




誇りはとうに傷だらけ

むしろその姿がお似合いだ

かたや僕は歩いているよ

結局僕は歩いているよ


残したものは黒歴史

でも黒には染まり切れない

中途半端と喚いたところで

もうそれも聞き飽きたろう


消そうと手を捏ねても

消しかすが積もるだけ

消えちゃいないし

むしろ時間の無駄じゃないか


僕が僕であること

誰も否定などしてはいない

これが芸術になったら笑い話だ

笑う観客一人もいない




言うことその時々変わって

ただ信じるものを守りたくて

自己矛盾に葛藤したりして

僕は僕しか見えていないか

誰の為にか言葉は積もり

理由もなく歌を歌う

鏡に向かって叫び続ける

それでもいいか僕の芸術は




僕が僕であること

やめない限り残されてるよ

これが芸術になったら笑い話だ

それでも僕は構いやしないよ


僕らの芸術。

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