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息抜き

 ちょっと遊びに行こう。と誘われて今、近藤さくらと一緒にいます。どこに?って。ショッピングモール。技術界の。そして、服のコーナーに。これデートでは?、デートでは?中年おっさんとJK。周りからパパ活だと思わてない?。いや、今は18歳のぴちぴち少年ですが。そして、僕は結構顔は整っている方だと思ってる。


「これとこれどっちが似合ってると思う?」


 来ました。男が一番悩む質問。どっちが似合ってるか問題。でもやっぱ右のほうが似合ってると思うな。


「右の方かな」

「そう?」


 そう言って彼女は試着室に行く。


「どう?」


 彼女が服を見せてくれる。

 なんだ、こんな幸せな空間。夢じゃないか?やばい。目が。


「とても似合ってると思う。」

「そう」


 彼女は服を戻してしまう。何故戻してしまったのだろうか。似合っていたのに。


「なんで戻しちゃうの?」

「いや、なんとなく?」


 分からない。女心はわからない。


「一回この町を回ろう。」


 まぁ、いいや。みたいな感じで彼女がそういう。


「いいよ。」


 僕はそう答える。


 ここに来たのは久しぶりだけど街の風景は変わっていなかった。素朴な疑問だが、周りの人は僕たちのことを見えているのだろうか。


「そういえばさ、僕たちのことって見えてるのかな?」

「どういうこと?」

「僕は開眼薬飲まなきゃ魔法使い見れなかったし、今僕らって魔法使いだから。」

「あーそういうこと。見えてるよ。この世界にいる時は見えてる。けれど魔法界に行ったら普通の人たちは私たちのことを見えなくなっちゃう。」

 

 なるほど。


急に耳にスリリングで大きな音が流れた。ドン、と嫌な音がした。


「大丈夫。?」


 そう彼女に聞かれた。車が事故を起こしてしまったようだ。そして歩道のガードレールにぶつかっている。


「これはやばい。」


 彼女がそう言って、手を動かし、手をパーにしグーにした。


「何をしたの?」

「このままだと車が爆発しそうだったからそれを止めた。それよりも早く110と119。」

「分かった。」


 すぐ電話をかけた。


 車の後部座席から血が出ているような気がする。


「あれ、血じゃない?」


 僕よりも彼女の方が早く反応していた。そして彼女がその車の方に走っていく。僕は全然役に立っていない。でも僕も彼女に合わせて走る。


集合


 彼女が魔法を使って車にいる人たちを外に避難させた。その人たちはとてもボロボロで、血がたくさん流れていた。僕は目を瞑ってしまった。


「どうしよう。私、回復魔法うまく使えないし。でもやるしかないよね」


 こんな状況でも彼女は「今」にしっかり向き合えている。


 

 

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