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本質的不死の僕は世界最強に憧れている  作者: ゆみねこ
再訪! 悪魔の大陸ジャワ編
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集合と情報

『超てぇてくて萌え成分100%のVtuberコンビが裏でも『てぇてぇ』とは思うなよ!?(仮)』という新作を作ろうと思っていまして、昨日含めしばらく投稿がストップします、すみません。許してくれる……よね?(そもそも、最近の投稿頻度が悪悪の悪なのはナイショ)

「──お待たせしました」

「いや時間通り、我らも今来たところだ」


 僕がとある建物の扉を開くとその先に居た『シャドウ』やロニエ達が僕を迎えてくれた。

 その中で何故か目の下に傷が増えている皇帝が前に出て、そう言葉を掛けてきた。


──ナツメ先生達の居る旅館を離れた僕は『シャドウ』の拠点を訪れていた。


『これからどうしますか?』


 そう尋ねてきたナツメ先生に対して、取り敢えず僕は待った(ストップ)を掛けた。


 今も『ゴースト』が都市の中を荒らし回っている中での停滞。

 その理由としては(ひとえ)に情報が足りないからだ。


 今まで単発的なテロしか起こしてこなかった『ゴースト』が、今回はどうしてこんなにも連続的で大規模なテロを起こしているのか。敵の配置はどうで、敵はどの程度の強さなのか。

 それらを把握しない限りはクラスメイト達を戦場に放り込む事は出来ない。


 そういう訳で、僕はこの拠点に皆んなを集めたのだった。


「これで全員揃った。情報交換を始めよう」

「それじゃあ、集めた僕から──」


 『シャドウ』のリーダーであるフィンさんが口火となって、すぐに情報交換会は始まった。

 『ゴースト』の暴動の阻止をシェフさん達──皇帝直属部隊に任せている以上、早い開始は好ましいものだった。


──そんな中で僕はいの一番に挙手をして、僕の知っている情報を伝えた。


 まずは敵の戦力として、最上位に位置する『始祖(オリジン)』が出張ってきているという事実。

 そして、爆破魔法の発現箇所に共通点はなく、無作為に放たれているという事。


 また『ゴースト』と直接的な関係はないが、スネーク島でアーサーが仲間になった事。

 それと、クラスメイトと学院交流で関わった悪魔達が協力してくれる事になった事もついでに話した。


 するとフィンさんはアーサーに顔を向けて──


「──アーサーか。殺魔というのが少々怖いところだが、悪魔相手には丁度いいか」


 本当に怖いのか少し顔を顰めながら、そう冷静な声で告げてきた。

 そんなフィンさんに対して、いつもの様に人当たりの良い態度でアーサーは接してくれると思っていたのだが……。


「シャーッ!」


 キッと眼を鋭くして大口を開けてそんな様な奇声を発していた。

 珍しくなんて言っているのか分からなかったが、まるで敵を威嚇するようではあった──『悪魔相手に丁度いい』と利用価値で認められた事が気に食わなかったのだろうか?


「ま、まあ殺魔の事は分かった。──他に何か共有しておきたい事がある奴は?」

「あっ、じゃあ私から……」

 

 天敵である殺魔から威嚇されたのが効いたのか、一瞬物凄く怯えた様子となったフィンさん。

 だが、それもすぐに取り繕って『シャドウ』のリーダーたる威厳を取り戻していた。


(むむ、いつもより優秀か? いやいつもはあれだけど、フィンさんは本気出せばこれくらいやれるんだよなぁ……)


 いつもよりも頼もしく見えるその姿に一瞬疑問を持った僕だが、自分で出した答えですぐに納得した──皇帝といい、クロードといい、常に本気を出してほしいものだけど……。

 だが、そんな無言の願いは当事者等には伝わらず、副リーダーのリリスさんによって敵の配置に関する情報がもたらされた。


「都市南……解放者(ドネイト)が居た沿岸部に戦力が集中していて、その他は大分手薄……なら、クラスメイト達はそっちの方に配置すれば……」

「──決断を下すには早いぞ、イティラ」


 リリスさんからもたらされた情報から戦力の配置先を考えていたのだが、僕の眼前に手のひらを出して制止を要求してきたフィンさんに阻止された。

 何だろうか──そう思ってフィンさんの顔を見ると、その顔は『早まるな』と告げていた。


「攻めるにはまだ早い。お前の知りたがっていた大事な情報が抜けている」

「僕の知りたがっていた情報?」

「ああ──『ゴースト』の目的だ」


 確かにそうだった。『ゴースト』とやり合う以上、奴らが暴れ回っている目的も把握しなければならないと思っていた。

 それを思い出させてくれたフィンさんは、勿体ぶらずにスッパリと言った。


「どうやら敵の目的は──味方の回収だ」

「味方の回収?」

「ああ」


 この場に居る殆どがその意味を十分に理解する事が出来なかったらしく、頭の上に疑問符を浮かべた。

 それに気付いてか気付かないでか、フィンさんは再びその口を開いて説明した。


「──『ゴースト』の拠点襲撃によって俺達は多数の構成員、また一部幹部を捕獲している。奴らはそいつ等を解放(・・)させたいらしい」

「……だからドネイト(解放者)が」

「恐らく、そうだろうな」


 その者が持つ特異性から役職名を与えられている『ゴースト』の幹部陣。

 あのドネイトがどうして解放者なのか分かっていなかったが、そういう事だったか……。


「よく分かりましたね、そんな事」

「まあな。奴らも目的が解放である以上、こちらに接触しなければならないからな」


 つまり……『ゴースト』がフィンさんに接触してきたという事か。

 フィンさんも話し合いの席着くだなんて、危険な真似を……。


「それで、どうするつもりですか? まさか、敵の思惑通りに逃すなんて事は……」

「──いや、ここは奴らの思惑通りする。それしかない」


 まさか逃す訳ない──この場に居る誰もがそう思っていた中、フィンさんは一縷の迷いもなくそう告げたのだった。

二週間もしない内に帰ってくると思いますので、お待ちを……。

(あわよくば新作も読んでッ!)


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