表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おしまいのものがたり  作者: stのおっさん
14/44

8

僕が生き残りを探そうと言ってから、約二ヶ月がたっていた。

肝心のコミュニティだけど、案外簡単に見つかって、探し出すのには一月とかからなかった。


場所は地下鉄内で、地上の災害時の避難所が襲われてしまって、意味をなさなくなった結果らしい。


今僕たちを守りながら、一緒に物資の調達を行っているこの人は坂本さんと言う。


避難誘導を行っていた自衛官らしく、地下での生活で皆が頼りにしている人の一人だ。


「廻さんはバテてるね。水分をしっかり取らないといけないよ。これだけ暑いと脱水が怖い」


そう言うと、坂本さんは廻に自分のリュックから出した水筒を渡した。


「粉末の物を溶かしたスポーツドリンクを入れてある。飲むといい。冷やせるものが無いから、まぁ、温いがね」


出会ってからいつも見せる、ニッと頼もしげな笑顔を廻に向ける。

ただ、その顔はいつも少しもの悲しげでもあった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ