エピローグ
〈!嗚呼、来たんですか。まだなにか疑問でも?この物語は終わり、新たに、今まさに刻まれていると云うのに……四代目の、創造神について?四代目がどうしたと?『キューブ』の色と以前の能力の色?はは、関係などないですよ。きっと。それがわかるのは、本人だけでは?……記憶がない。まぁ当然と言えば当然でしょう。ただ一つ、言えるのは、彼らには無限な未来と云う名の色がある、と云うことでしょうか。白と黒。白蝶と黒蝶。現世と前世。光と闇。背中合わせとなり、信頼し、支えあったからこその、この命。彼らが産み出してくれたこの命を、愛しき彼らのために使わせてもらうよ。ねぇ、神様にだって、未来はわからないんだよ。それを知っているからこその、創造神だと、思いますよ?ねぇ、初代様?嗚呼、今は神ではない一般人でしたっけ。では、またいつか、なにか起きた時にでもその加護を与えましょうかね。だって、そういう名のもとに産み出されたんですもの。彼らが覚えていなくとも、いつかまた巡り会える。輪廻転生を選択した四代目……母さんと父さんと、ね。だって、そういうものでしょう?「記憶がなくとも繋がっている」。母さんはそう言ってくれた。「待ってる」とも。母さんは絶対に裏切らない。その事を初代様が一番ご存知でしょ?…………嗚呼、勘づいていたんですか。なら、いいです。また二人に巡り会うその日まで、この世界を愛し続ける。それが今の、創造神の役目。だから……〉
〈水に浮かぶ月を掬うように、白は黒を救い上げた。黒が白を守り、包んだように、暖かな光と闇が調和し合う。
そして新たに刻まれるは、白と黒を交えたモノクロの物語。
理想のために白を塗りつぶした色も愛する人のために黒を塗りつぶした色も美しくも調和し、モノクロと化した未来の色も全て溶かして新しく産み落としていく。新しいその色は、様々なものを産み落とし、きっと、誰かの理想を形作っていくのでしょう。
その色は人それぞれ、誰もが違う十人十色の世界、十人十色の物語なのです。
そうして、十人十色の世界を、いえ、十二人十二色を持って生まれ落ちたこの世界は新たな歴史を刻む。
それは新たな『白紙の歴史』であり白紙の物語。また、黒くもなる、未知の物語。その先を知る者は決して多くはない。いや、誰もいないのでしょう。
誰も知らない、全ては必然であり偶然。これから始まる物語を、モノクロの物語を、モノクロの歴史を、さあ、どうぞ、ご想像ください。そうすれば、彼らの命は輝きを増すでしょう。
さあ、新たな世界に、新たな命に、我が愛しき創造神が描いた世界に、加護と守護があらんことを!〉
The End
これにて『モノクロの蝶』完結とさせていただきます!此処まで読んでくださり、ありがとうございます!いやー…長編が超長編になった(白目)自分でも此処まで行くとは思っていなかったんですよ。「だいだい百前後かなー(計算しつつ)」だったのが「…あれー?」ですよ。本当にあれー?だわ。
今回も多くのキャラクターが登場しました。ウチの創作キャラクターも百人を余裕で越えましたよやったー(棒)まぁ増えますよねしょうがない。なんのはなしじゃおい。
まぁ置いといて。
改めてまして、此処まで読んでくださり、ありがとうございます。読んでくれた皆様には感謝しかありません。そして、少ししたら次回作をちゃっちゃと始めてそうな予感…(始める気)。ペース配分!
それでは、また何処かでお会いしましょう。See you!




