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8話:丸紅、全日空ルートと菅平旅行

 田中に対する公判は、1977年1月27日に東京地方裁判所で開始され、日本国内はおろか世界各国から大きな注目を集めることになった。その後1983年10月12日には、懲役4年、追徴金5億円の有罪判決が下った。


 児玉は事件の核心を握る中心人物であったにも関わらず、1976年「昭和51年」2月から衆議院予算委員会において証人喚問が行われることが決定した直後に、「病気」と称して自宅に引きこもった。


 さらに、その後は入院した東京女子医科大学病院にて臨床取調べを受けるなど、その態度が大きな批判を受けただけでなく、そのような甘い対応を許した政府や特捜に対する批判も集中した。


その後、児玉の態度に憤ったポルノ俳優の前野霜一郎が、同年3月に児玉邸へのセスナ機による自爆テロを行ったが、児玉は別の部屋に寝ていて助かった。そして、1976年3月13日に児玉は所得税法違反と外為法違反容疑で在宅起訴された。


 その結果、裁判に臨むことになったが、1977年6月に1回だけ、公判に出廷した後、再び「病気」と称して、自宅を離れなかったために裁判は進まなかった。小佐野は、1976年2月から行われた衆議院予算委員会において、第1回証人として証言した、


 しかし、上記のような「証言」が偽証罪「議院証言法違反」に問われ、1977年に起訴された。その後、1981年に、懲役1年の実刑判決を受けた。「丸紅ルート」の中心人物で、事件当時社長を務めた檜山廣会長は1976年7月に贈賄と外為法違反容疑で逮捕起訴された。


 全日空に有利な政治的・経済的取り計らいを受けるために、若狭の意を受けて全日空の幹部がロッキードから受け取ったリベートの一部を裏金として、運輸族の政治家や運輸官僚へ贈賄していたとして立件された。


 この件は「全日空ルート」と呼ばれ、立花隆などは、「全日空だけの裏金だけで相当の疑獄の規模に渡る」として「全日空疑獄」と呼んでいる。佐藤孝行運輸政務次官や橋本登美三郎元運輸大臣が、全日空による金銭の授受があったとして受託収賄罪で起訴された。


 佐藤には懲役2年執行猶予3年追徴金200万円の有罪判決が確定。また、全日空は若狭社長以下6名の社員が、外為法違反および議院証言法違反などの容疑で逮捕起訴された。1982年1月、東京地方裁判所でいずれも執行猶予付きの有罪判決が下された。


 1976年の5月の連休、雨宮と山里、栗山さんと木村さんが、会って夕食を食べながら、女性たちが、今年の夏、高原の涼しい所へ行きたいわと言った。そして、長野で、良い所はないかと聞いた。


 それに対し、雨宮が、菅平高原は、標高2千メートルで涼しいと話した。その話の時、雨宮さんの実家は、上田だから、泊まらせ欲しいと聞いたので、了解し、その後連絡すると母が了解した。


 山里が、雨宮に運転免許取ったらと言うので、そうだなあった方が良いし、夏休み前までに、取れる様に頑張ってみると答えた。その後、会社の近くの運転免許教習所に入り、土日、通い始めた。


 その後、雨宮は、6月下旬、運転免許の学科試験と実地試験に合格し、普通運転免許証を手に入れた。そして、7月17日の土曜、雨宮と山里、栗山さんと木村さんが、夕方、横浜中華街に集合。


 山里が、予約したS菜館に入り夕食を食べながら、夏休みの旅行の話をした。すると雨宮が、亡くなった祖父が住んでいた3室ある離れを使ってい良いと両親から許可をもらったと告げた。


 この話をすると喜んでくれた。旅行計画は、2泊3日と言うので、1日目は、菅平高原、観光。もう1日は、軽井沢周辺とドライブ告げると楽しみだわと、女性たちが喜んだ。


 標高が高いからジャンパーの様な風を通さない上着を持参する様にと告げた。その後8月13日、6時半、荻窪駅前に集合と決定した。当日は、朝から日差しが強かった。


 雨宮と栗山さんが、荻窪駅出口の改札で待ち、6時半に山里の車が見えて、乗り込んで、北上した。20分で、練馬インターチェンジから上信越道に乗った。まだ、高速道路は空いていた。


 栗山さんが、大きな、おにぎりを6つ持ってきて、それを車中で食べた。車を飛ばし8時半に東部湯ノ丸インターで降りた。そこから雨宮の実家へ向かい9時前に到着した。

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