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46話:景気後退と祖母が老人施設へ

 各社は過剰な在庫の絞り込みに加え経費の圧縮を迫られた。ソニーが1万6000人の削減に踏み切るなど、雇用不安は非正規労働者に留まらず正社員にも波及。春闘では未曽有の危機を乗り切るためベースアップを見送りと電機大手の様に定期昇給を凍結する動きも広がった。


 一方、世界情勢では、未だに争いが、絶えない。2008年12月27日、イスラエル軍はイスラム原理主義組織ハマスのロケット弾攻撃阻止を目的にパレスチナ自治区のガザ地区で空爆を開始した。


 2009年1月3日から地上作戦を展開。同18日に停戦するまでにパレスチナ側の死者は1300人以上を数え、イスラエル側も兵士ら10人以上が死亡。背景にはイスラエルのガザ地区経済封鎖とこれに対抗するハマス側がロケット弾攻撃の応酬の繰り返しだった。


 ハマスが、ガザ支配を確立した2007年6月以降、イスラエルは人の出入りや生活必需品搬入の制限を強化してきた。2009年1月6日、ガザ北部の難民キャンプでイスラエル軍戦車が国連運営の学校を攻撃した。


 それにより40人超が死亡するなど民間人の犠牲者が増大し国際的な批判が高まる中、双方は一方的に停戦を表明。一方、豚由来のインフルエンザの流行が、メキシコ、アメリカで、猛威を振るい多くの死者を含む感染者が出ていることが春に判明。


 感染は、瞬く間に世界中に拡大。世界保健機関「WHO」は4月末、新型インフルエンザに対する6段階の警戒レベルを「フェーズ3」から「4」「5」に立て続けに引き上げ、さらに6月11日には世界的な大流行を意味する「フェーズ6」を宣言した。


 WHOの発表によれば、11月29日時点での世界全体の累計死者数は8768人。ただ算定作業を停止した国が多く、実際の死者数は、もっと多い。今回の新型は比較的症状の軽い弱毒型で、各国でのワクチン接種も10月から本格化。北半球が流行期の冬本番を迎え感染者急増が懸念される。


 米国自動車ビッグスリーのクライスラーが4月30日、ゼネラル・モーターズが、6月1日、それぞれ連邦破産法11条に基づく会社更生手続きの適用を申請、経営破綻した。環境対応車など新時代への取り組みの遅れや、金融危機とその後の景気後退に見舞われたことが原因。


 クライスラーはイタリアの自動車大手フィアットと包括提携し6月10日、新会社クライスラーグループが誕生。米製造業では資産規模で最大の倒産劇となったGMも7月10日、「シボレー」などの優良ブランドを引き継ぎ、政府が過半数株を握る「新生GM」として再出発を果たした。


 大恐慌以来の深刻な景気後退に見舞われた米国で2月、過去最大となる7872億ドル「約70兆円」規模の景気対策法が成立した。家計、企業向けの減税に加え、1200億ドルを投じてブロードバンド「高速大容量」インターネットなどのインフラ整備を推進。


 地球温暖化防止に向けて環境、エネルギー分野に重点投資する事業も盛り込まれた。景気対策の効果もあり米国経済は7~9月期にプラスに回復。オバマ大統領は、景気対策を通じ2年間で350万人以上の雇用維持・創出を目指すとした。


 しかし、11月の失業率は10%と高止まりし二番底心配される。その中、個人消費の本格的な景気回復は、まだ遠い。オバマ米大統領はアフガニスタンを対テロ戦の主戦場と規定、最優先課題とした。3月に2万1000人の部隊増派を発表した。


 それに続き12月に発表した新戦略では来年前半に3万人を追加増派する方針を決定。そんな、暗い情勢の中、雨宮家は、夏に、自分たちの故郷、信州、上田に避暑旅行へ出かけた。雨宮ほたるの祖母、雨宮麗子さんは、上田の市街地の老人ホームに入り、今年86歳を迎える。


 そして、老人ホームを訪問すると、雨宮良雄を見て大喜びしてくれた。そして、雨宮時雄、佐織夫妻も紹介した。持参した花束を見て、美しいねと笑顔になった。そして、老人ホームに入り雨宮一族の事を考えなくてよくなり安心してると伝えた。


 いろんな話をして1時間程、滞在し帰る時間だと言うと、雨宮麗子さんが、雨宮ほたると2人だけで、少し話させてくれと言われた。そこで、2人切りなった。すると、数年後、大きな事が、起こるから、その時、お前は、人助けをしなさい。

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