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GAIAS-ガイアス【帝国からの独立】  作者: nanayoshisekai
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第十八章

王権は古来より続いてきた。

これは今も昔も変わらずに転送を目的としている。

王妃の存在は王にせよ市民にせよ変わらず大宇宙の目的対象である。簡単にいく人もいればそうでない人もいる。山には川が必要である。川は女性であり川を以て不動性が確立する。居住地に滞留することは現代ではますます困難となった。働くべくして人は働いてしまう。自宅に留まれるのは不動性による。不動性は川であり滝である。不動の滝との謂はこの意味である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

王は大木たいぼくである。大木は衆生が休む陰をつくる。

多くの衆生が集まる。

世界は言葉であり衆生も言葉を以て人間と関わる。

葉に必要なのは水であり水は酸素と水素で形成される。光合成に必要なのは光と二酸化炭素であり

これは簡単な構図である。

光は成道により得られる王の光。

炭素はすみでありこれは(済み)である。

目的物に対し手段を講じてやり終えると済みになる。

目的性があればこれは光合成に欠かせないことになる。

光と目的性を以て酸素が発生する。これは大木の役割である。

これらはいずれもメタファーの世界である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

国を追われたカイルはアガティールに来ていた。

そこである程度の地位についている。

皇族の世話係である。

しかしカイルの性格からしてその仕事はあっていないのは明らかだった。

この日は皇帝パーディアの体調が悪く世話係の上司から皇太子のシンの世話をするよう命じられていた。

シンはこの日髪を切りたかった。

しかし皇族専用の理容師はこの日休みを取っておりシンはどうしたものかと困っていた。

その日の世話係となったカイルに相談したところ城の外の城下町にいい床屋があると言っていたのでシンはそこにいくことにした。

シンは普段から皇族専用の理容師をあまり利用しなかった。

髪はいつも自分で切っていたのだがこの日だけは気分が違って誰かに切ってもらいたかった。

カイルが先導し城下町までシンは馬車を走らせた。

噂の床屋はすぐに見つかった。

さすがは人気店、列を作って行列が出来ていた。

シンは一般人としてここで待つ予定だったが

それはカイルがさせなかった。

床屋の店長と交渉しこの方は皇族であると突っぱね優先的に切ってもらうことになった。

担当の理容師は若く明らかに緊張していた。おそらく高貴な身分の人物を切るのが初めてなのだろう。

キョドりキョドり案内されシンは席についた。カイルの横暴さが目に余ったと感じたがまあ許すことにした。この国では身分の高さがいろいろなものに影響を与え、その人物の発言は尊重されなければならない。カイルは来て少ししか経っていない世話係だ。これぐらいは許してあとで指導することにした。理容師は緊張しながらも髪を切ることを進め最後に差し掛かった頃だった。あっ、という一言と共にシンの耳から血が出た。

「これはお客さまが動いたからっ。すみません」

パウダーで止血をし丁重に施した。

しかしその様子を見ていたカイルはその理容師に殴りかかった。

「てめえ、この方をどなただと思っている。お前の店を潰してやる」

シンはカイルが怒鳴るのを静止した。しかしカイルは止まらず二発も殴ってしまった。

この国では身分が高いモノの意見が尊重される。シンはやめろと止めたにこの有り様である。

ここで思ったのはカイルの素性である。まずどの国から来たのか?どれくらいの権力闘争意識があるのか。正確な年齢は?

その日の夜、シンはカイルを呼びつけ問い詰めた。

「カイルどういうことだ」

私はシン様をお守りしただけです。

そんな事嘘だった。

カイルはいかに皇族に好かれようか評価されようかそれだけを考えているだけだった。

しかしシンは今日のことを不問とした。

カイルはそれに感謝して行動を改めると謝罪しこの場を収めた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

丙を持つものがある。

友情もその一つだ。

ともという漢字がそれを表している。

つくりに丙がありそのことからわかったことだ。

革+丙。

友人に色々求めても仕方ない。

助けてはくれても弊害を伴う。原義からわかることだ。

衆生はまたともとも言う。衆生という存在は乗り物が好みであり人を馬に見立ててその道具である鞆が衆生のキャラクターである。

この社会はコミュニティーである。

もともとは国を作る段階から貧者や障害を持った人たちに福祉を与えることを約束して出来たのが国家だ。最初の社会契約がそれを含んでいる。それも広範囲に。

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ゴムに代表される植物は王権のDoubleを生じさせる。

Doubleは車の他、乗算や乗り物の意である。

「王権」‐ホカート著には他にも王権のレガリアなどが出てくる。それぞれに対し詳しい説明はない。

王権神授により霊を得た王は加護がかかる。

この加護はある人には教えとなりある人にはそのまま王冠となる。

善悪を考えない霊にとって時には過量になることがありこれが莫という考え方である。

ゴム(護謨)のような性質を持つのが加護である。他に例えるならgelジェルである。化粧品などに使われる。Angelだからである。

護って莫で護謨でありこれがDoubleを生む。現実世界では車のタイヤである。

文武両道などは限りなく王権の一部機能に等しく車というのは両輪で以て加速力を得るのである。











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