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きっと、ズルいとか、色々と嫌な事を言われたのだろうなと想像する蓮華
仕方ない事とは思うが、様々な年齢、性別、経験の人間が集まっているため、一枚岩とは言えないのだろう
こんな状態なのだから、皆で協力し合えば良いのになあ
そう思うのは、蓮華が所詮は高校生の子供だからなのかもしれない
「そういえば、中田さんとは話した? 年齢も近いし、京本さんと気が合うんじゃないかな?」
「樹里亜ちゃんとは朝たくさんお話出来ました。すごく良い子ですよね」
「そうだね、京本さんも良い子だと思うけどね」
さらっと蓮華を褒める優
「あのー、優さん、名字でなくて名前で呼んでもらえると嬉しいんですけど、えっと、ダメ、ですか?」
そうお願いした蓮華に驚く優
「えっ? 俺? うわ、えっと、その、あの、慣れてなくて、その、女の子を下の名前で呼ぶのって、あの、なんか照れるというか、うわ、何言ってんだろ、俺」
距離を置くために名字で呼んでるのかとも思っていたが、ただ照れ屋なだけだったらしい




