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英雄クルガのかわりに送られた男  作者: ウドン9191
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王都炎上


 俺は・・・・


 高い丘で・・・・・・

魔王を見上げる・・・・・・・


 大きく輝く白い月・・・・

お陰で魔王は光り輝き神々しく・・・・・


 祝福され・・・・

国は滅びるのは定められているとさえ思えてくる・・・・


 黒い大きい四つ手の其れは・・・・

上肢に羽を生やし・・・・


 ワイバーンの様に飛べる・・・・

顔は黒い人の頭部・・・・・


 髪は無く目と口は赤い・・・・・

胴部は黒くドロドロと・・・


 魔王は・・・

「どうだ理不尽だろう」

「怒りがこみあげてくるだろう」

「怒れよ」


 そして光を吐き・・・・

夜の王都を焼いていく・・・・


 燃え盛る炎は悠々と燃え広がる・・・・

俺はただ茫然と見つめる・・・・


 ヒュヒュヒュヒュ・・・・

風を切り裂き何かが・・・・・


 魔王に突き刺さる・・・・・


 「鎖」

魔王の言葉道理に・・・・・


 金鎖が魔王と地面を繋いでいる・・・・

「むだだぁぁぁぁぁ」


 鎖は引き千切られ・・・・

魔王は飛び立つ・・・・


 「そこだぁぁぁぁ」

光が吐き出され・・・・・・・


 今度は町の一部が吹き飛ぶ・・・・

光が溢れ・・・・


 俺は見た・・・・

白い光に飲み込まれる事無く・・・・


 足掻く者の姿を・・・・

白い光が納まり・・・・


 「残念希望は闇に消えました」


 金鎖が闇を切り裂く・・・・・

「く」


 複数のの金鎖は魔王に絡みつき・・・・

「引きずられるだとー」


 俺はいや皆が・・・・

「黒く輝く翼が」


 金鎖の出現位置に・・・

大きく翼を広げ・・・・


 「いけー」

俺は叫ぶ・・・・・


 皆も異口同音に声援を・・・・

届くわけがない・・・・・


 それでも最後の希望に望みを託す・・・・・


 黒い翼が消える・・・・


 爆音が・・・・・

誰かの呟きが聞こえる・・・

「光が金の柱が魔王を・・・・」



 見れば魔王は空中で・・・・

金鎖に支えられている・・・・・・

 

 手はなく・・・・

胴も大半が消失・・・・・


 顔の前に・・・・・

黒い翼が・・・・


 何度も光が生じ・・・・

余りの眩しさに目を逸らす・・・・


 爆音が静まり・・・・

俺は見た・・・・


 黒い翼は何かの死者は・・・・

俺に後は託すと・・・・


 翼は消えさり・・・・


 綺麗な月明かりと・・・・

燃え盛る王都・・・・


 俺はバイクに跨り・・・・

「皆火を食い止め」

「民を救うぞ」


 「おおー」

「クルガ領主にツヅケー」


 

お読み頂き有難う御座います。

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