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第10話 本を求めて

連続気味投稿です!

楽しんでくれたら嬉しいな!

「人物関係の本ってどこにあるんだろ?」

ほのかに光を放つランタンを掲げて広い図書室を探していた。

「広すぎて分かりずらいね、、、」

ミアが呟きながら辺りを見渡す。

真夜中なので先生は居ない、、、はず。

でも、一応念の為シアンは廊下で見張りをしている。

とにかく図書室は広い。

広範囲で暗く、時間もかかるかもしれない。

「早く、、、見つからないかな、、、」

私は思わずそう呟いた。

「うん、、、早く見つかって。」

つられてステラも呟く。

同意の感情から頷きかけたその時ー

何かが一瞬、空中で瞬いて見えた。

「ん?」

「何か光った?」

「僕も見えた」

大半の人がうんうんと不思議そうに頷いた。

すると、パタンと何かが床のカーペットに落ちたような音がした。

ミアがビクッとして音の下方を振り向く。

つられてみんなも振り向いた。

幸い、音がした方は私たちから直線のところ。

見通しが良くて助かった。

そこには、一冊の本が落ちていた。

ただそれだけで、人の気配もしない。

昼間に習得した魔力探知を使ってみる。

、、、、、、うん。異常はない。

「本が落ちちゃったのかなぁ?」

ゆったりとした口調でフェルノが首を傾げて言う。

ミアが勇気を奮い立たせて、本を拾いに向かう。

本を拾おうとしゃがみ込んだ瞬間

「え、、、?」

と、彼女から困惑の声が出た。

「どうしたの?」

不安の声で恐る恐る私が聞く。

「この本、、、私たちが探してたような本だよ、、、」

「え!?」

思わず声が出た。

本が落ちてくるのはまあ納得できる。

だが、それが私たちの探してた本だなんて偶然、信じろと言われても信じ難い。

圧倒的な違和感と、不気味な雰囲気が漂う私たちの間に

「何かいる!!」

と、焦りと恐怖が混じったようなシアンの声が割り込んできた。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

次回もお楽しみに!

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