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第1話 謎の子

____私はどこで生まれたのだろう。


どこかにある世界のいつしかの夏、

私は生まれた。


きれいな緑の瞳に真っ白な髪。

正直、自分でも見惚れちゃいそうなくらい

綺麗だ。


しかし、私には家がない。


物心ついた時、私は森の中にいた。


確か4歳ぐらいの時だった。

言葉も喋れるから、森の中で生まれたんじゃなく、

どこかから捨てられたんだと思う。


しかし当時の

私の体は痩せ細り、まるでゾンビみたいだった。


しかし、なぜか生きていられた。


理由は、私の横をいっつもついてきてくれる

白い犬だ。


この子も私が物心ついた時にいて、

食糧や水をとってきてくれたり、

動物を狩ってきてくれたりもした。


けれど、それでも私はどんどん痩せ細り、


ついには5歳の時、歩けなくなってしまうほどに

空腹になってしまった。


近くにある街に行けばいいんじゃないかと思う

こともあった。


しかし、いくら歩いても街が見つからない。


ずっと森の中を一直線に歩いてもだ。


そして、私は諦めた。


「…もう、お腹が空きすぎて…あ、そういえば…

君に名前をつけておいてあげないと…」


ワン!


「じゃあ、ニルちゃんね_____」


その時、私の目の前が真っ白になった。

急にじゃない、フェードインしてるみたいに。


そしてそれと同時に、私は気を失った。


日記1日目


「もー!つばしっこいやつめー!」


私はこの声で起きた。


…なにか聞こえる。人の声だ。

女の子、つばしっこいやつめって言ってる…

けんか?


そういえば私、なにしてたんだっけ…


森に1人で彷徨ってて、

もうお腹が空いてたまらなくて…


あ…ニルちゃんは…


「うぅーん…」

「あ」


その子はものすごいスピードで

こっちに向かってきた。


私と同じく真っ白い髪のロングで、瞳はオレンジ。

そして神の両側面?には…大きな白い耳。


「…君はだぁれ?」

「いやー!別に怪しい人じゃないですよー?


…やばい起こしちゃったまだご飯食べてないよね…

お腹空いてるよね早く獲らないと…」


私、名前聞いたはずなんだけど…


私の質問に答えずに、その子はまた

少し遠くへ行き、変な杖を持ってなにか

を追いかけ回していた。


私は力を振り絞って立ち上がり、

その子の方へと向かった。


「やった!やっと捕まえれた!

ってなんか来てる?!君立ち上がれなかったんじゃ…」

「私、元気出した。

えっと…私、チルア。あなたは?」

「あえ?えっと…私の名前…

あ、そういえば…」


「私の名前はニルだよ!」

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