第0話 プロローグ
こんにちわみなさん。今私は明らかに田舎の
木造2階建の家に住んでます。
そして周りには…
見ての通りケモミミだらけ…ではないね。
今は隣にいる子しかこの部屋にはいない。
「主人ー?なに空見ながらたそがれてるの?」
「いやたそがれてないよ。考え事をしてただけ。」
この部屋はこの子しかしないけど、
実際にはもっといる。
しかし…今1階に降りたら…
いや、考えるのはやめておこう。
自己紹介忘れてたわ。
私はチルア。別に某ポケット怪物の某アイドルに影響されたわけじゃないよ。
ちなみに私は、今この日記を読んでいる人たちが住んでいる世界からこの世界に来たわけではない。
元々この世界で生まれたはずなのだが、
謎に捨てられてて…
あまり最初の方の記憶はないね…
まあまた日記を読み返せばいっか!
「よし…いこっかな…下…」
「もう!?まだ下あの子たち暴れてるんじゃ…」
「いや、時間がもったいない気がしてきた。」
これほどまでとは思ってもいなかったが、
結論から言うとケモミミに囲まれるのは悪くないね。もふもふだし…
けれど、そのかわり関係とかにも気を遣わないと
行けない。
「おいシュレル!やっぱお前だったのか!」
「待て待て待て一回お前ら落ち着けって。
ご主人が降りてきたから。」
「元気にやってるね…」
「ちょっと聞いてくれよ主人!シュレルのやつ
やっぱり俺のプリン食ってたぜ!」
「違うよ…!ディキュラちゃんがプリンに付箋貼ってなかったからだよ!」
「まあまあ待て待て…」
と、こんな感じで結構大変なんだ。
部屋も…今日は案外散らかってないね。
いつもはコップひとつやふたつは割れてるのに…
*
まあこんな感じにどうやってなったのかは
これから私もこの日記を読もうと思う。
じゃあ、読みますか!
…これでこの日記読むの何回目だっけ…