第71話 フェアリー第29階層 殺人蝙蝠その1
伏線3部目です。回答を小出しに出しながら進めています。もう分った読人もいる?
世界樹の内部、廻り階段を登っていく。天井が見えて来る。
「へぇー。」天井を抜けると裏は、床。最上階の上に滑車と歯車、鎖が床の一部と繋がっている。結構、立派な物だ。ドアを開けて外に出てみる。今度は、廻り通路が外周に沿って上へと続いている。
「凄い。」目の前に小さな町がいくつも点在している。太い枝の付け根を上手く利用して床を作りログハウスの建物が何棟も建っている。ここに不似合いな頑丈なドアと窓が目に付く。お姉ちゃんの様子が変?嫌に静かだ。
小さな町と町を繋ぐ木製の道路(橋)を人間が行き来している。ここも活気がみなぎっている。
見とれていると、3人目の試験官がやってきた。おれ達より緊張していない?
「ここから最上階まで、私が試験官となります。よろしくお願いします。」嫌に丁寧?何故?
「「よろしくお願いします。」」
「あちらをご覧ください。」指の先に・・天井と外周沿いに通路?いや、ずっと大きい 言い換えれば連続した団地?・・その窓?でも泥?で塞がれている。
団地?に大型つり橋が東西南北と四か所繋がっているのだが、整備されていない 実際通れるのは、北の橋だけの様だ。
「あの中に、」
「蝙蝠、ただの蝙蝠じゃなく・・殺人蝙蝠か?それを討伐がテスト?」
「どうして、それを?」
「なんとなく。」お姉ちゃんが笑っている。
「外は、石造りの様ですが、内部は?」
「木で出来ています。」
「かなり腐敗している?」
「はい。」




