プロローグ
R15と残酷な描写は保険です、、作者自身シリアスが苦手なので
必要に駆られるまでは書くつもりはありませんがゼロということでもありません
初投稿となります。投稿出来てるのかも不安です。
前書きを見てわかるかとは思いますが、文章力皆無の男が
妄想を綴っているだけのものです。
暖かい目で見守っていてください。
「はぁ……もうなんにもしたくない……」
そう呟きながら環 碧大は自室のベッドへ横に
なった。
約6年間片思いした女性と念願叶い結ばれたと思ったのは半年前
先週、デートの待ち合わせ場所で浮かれていた
碧大に、かかってきた電話が伝えたのは
「別れましょう」
という彼女の最後の言葉だった。
訳も分からず、かけ直した電話はすべて繋がらず
彼女の不在を知らせる無機質な案内音声だけが聞こえてきた。
元々友人も少ないため、誰かに相談することも
できず毎日のように碧大は泣いた。
泣き疲れたのか、涙が枯れたのか
碧大が泣くのをやめ、思い出したかのように足を
運んだ大学で、退学申請を提出したのは
一週間後の今朝だった。
携帯を覗くと少ない友人からのメールや着信履歴があった。
「心配してる。今度飲もう……か」
友人と付き合うことが苦手だった碧大は
そのテンプレ通りの慰めに辟易した。
「捻くれてるなぁ俺も……はぁ……」
「いや八つ当たりか……」
そう呟きながら起き上がり、PCを立ち上げた。
ネットサーフィンや某巨大掲示板、
ネトゲなどに興じれば気分もいくらか晴れると
そう思ってのことだった。
とても悪い傾向であると自分でも理解していた。
そんな、まともに思考出来ない頭で
ネットサーフィンをしていると、どうやって
行き着いたか、とても不思議なサイトを開いていた。
背景は白く一つの文字も見られない。
ふとウィンドウの端を見ると
スクロールバーがあり、このページに続きが
あることを知らせていた。
「なんかの広告かな?」
いつもなら広告と断じると閉じてしまう
碧大だったが、好奇心というこの一週間
無縁だった感情によって生まれた知識欲を
満たそうと、ゆっくりとページを下へ下へと
送っていった。
”真実を知りたいですか?”
その文字が白いサイトに、まるで
染みのようにポツンと浮かんでいたのを
見つけたのは直後だった。
文字の下にはYesとNoの表示。
「うーん真実ねぇ……」
碧大の頭の中に一週間前の、
必至にリダイヤルを押していた自分の姿が
フラッシュバックする。
「クソッ……こんなことなら見るんじゃ
なかったよ!!」
そう吐き捨てながらも、
なにか運命めいたものを感じた碧大自身の
意思なのか、はたまた碧大の意思を無視した
何者かの意思なのか、言葉とは裏腹に
マウスのポインタはYesの文字へと
動いて行った。
−カッー
「なッ!うわっ!」
まるで質量を伴うかのような鋭く眩しい光に、
碧大は大きくのけ反り後ろへと倒れた。
あれ?椅子は?
てか床は?!
もし碧大が冷静であったなら
そんなことを考えていたかもしれない。
倒れた拍子に手足を大きく動かしたが、
それを遮るものが無かったということにも
気づかず碧大は意識を手放した。
謎の発光からどれほどの時間が経っただろう、
あるいは全く時間が経っていないのだろうか、
それすら分からず碧大は目を覚ました。
「真っ暗……停電か?いやにしても
ぼんやりとも見えねぇな……
さっきのなんだったんだよ……」
停電であれば外のわずかな光とか
家具の気配や空気などで、なんとなく自分の位置が
部屋のどの辺にあったのか把握できるものだが、
今の碧大にはそれらの感覚が無かった。
しばらく周りを見回し少し気味が
悪くなってきた碧大の背後から突然声が聞こえた。
「ん”停電ではないのぉ」
ビクッ
突然の声に碧大は驚いた。
当然である碧大はまだ停電した
自分の部屋にいると思っていたのだから。
背後を恐る恐る振り返ると、ボヤっとした
白い円が視界で在った部分の真ん中を
少しずつ浸食するように広がっていく。
「すまんのぉ……この場所へ召喚するときに
魔力光で視力を奪ってしまったみたいじゃ……
今回復させたからしばらくしたら
見えてくるじゃろ!」
召喚?!
魔力?!
やっと声の主と思わしき人物の輪郭を、
おぼろげながら捉えた碧大に
聞きなれない言葉が投げかけられる。
「こッ……ここはどこだよ!」
そう聞けただけでも碧大にしては
よくやったほうである。
このような未知の状況で冷静な応答が
できるほど、人間という生き物は
強くはない。
「うむ……そうじゃのぅ、
隙間とでもォ言うのかのぅ?
ワシしかおらんで名前を付ける
必要も無かったが……」
声の主はどうやら立派に顎ひげを蓄えた
老人のようだった。
視界が戻り先ほどよりも冷静になった碧大は、
辺りを見回す。
そこはまるで先ほどPCで見ていたサイトのように
白く、何もない場所だった。
いやなにもないワケではない。
老人に再び視線を戻すと老人は頷き言った。
「まぁ聞きたいことは沢山あるじゃろうが
その前に自己紹介じゃ
ワシはまぁ君のことを知っとるが
君はワシを知らんじゃろう?
ワシはのぉ神様じゃ!
異世界へと行って貰いたく君を
呼んだのじゃ!」
それは本当に突然だった。
彼女に振られ大学を中退し、
やる気もなにも失ったが、
それでも探せばどこかに居るであろう
平凡な青年、
環 碧大の
異世界ライフの始まりだった。
あとがきになりますが、そうですね目標はエタらないことですかね……
メンタルの弱い私がどこまで書けるのやら……
ではまた次の機会に




