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星屑彼方の君とあの夏の旅  作者: 憮然野郎
エピローグ
40/40

エピローグ② ニルヴァーナ・シャンティ “Persistence of the target”

あれから7年の月日が流れた。

今日から7月か。 今日も張り切って仕事頑張ってくるかな。

僕はいつものように家を出た。


「今日は職業見学にうちの研究所に大学生がくるらしいぞ」

「そうなんだ!でもまたどうせ男だろ?」

「それがさ、噂では女性で可愛い子らしいぞ!」

「え?それホントか!」

今朝、僕の職場はその話題でもちきりだった。



一週間後。

僕が深夜のようにひっそりとした研究室(ラボ)で一人、

書類を整理をしていた時のことだ。

「ツンツン」


「はい?」

僕は誰かから、背中を指で押された。

後ろを振り返ると、そこには……。



後日談。



僕は後ろを振り向いた。

そこには一瞬愛理栖の面影があったが、愛理栖とは別人の今まで面識の無い希美(のぞみ)さんという女性だった。

年齢も愛理栖が丁度大人になっていたら、この女性のようになっていただろう。

希美さんは僕の研究に興味を持っていてくれたらしく、

僕に真っ先に声をかけてくれた。


結局、愛理栖がいなくなって僕は寂しく無いかって?

寂しく無いって言ったら嘘になる。

でも僕は気付いたんだ。愛理栖という出来事(存在)は確かに(いな)くなったけど、

僕の心の中にはいつまでも『()き』続けているんだってね。


 “Persistence of the target”

君は"対象の永続性"という言葉をご存知だろうか。

なんでも、発達心理学の分野で研究されている概念らしく、

目の前の対象がたとえ視界から消えて見えなくなったとしても、

その後も存在し続けるという認識のことをどうもそう呼ぶらしい。



 なぜだろう。

僕は今に至って不思議とそのことを思い出した。




心の中の愛理栖に泣き虫って言われないように、

僕はこれからもずっと前を向いて楽しく歩こうと思う。


「ジーイ、ジイジイジイジイ」

今日もアブラゼミ達は元気な歌を《《僕たち》》に聴かせてくれる。


fin


——————————————————————

↑【登場人物】

•ひかる

希美(のぞみ)

※第1章を最後まで読んで頂きありがとうございました。

いかがだったでしょうか?


ひかると愛理栖、二人の物語はまだ終わりません。


愛理栖は何故5次元少女なのでしょうか?

世界を消そうとしてひかるや愛理栖の行く手を妨害しようとした謎の声の正体とは?

そして、終盤のセミの童話の意味とは?

5次元少女へと繋がる

愛理栖の知られざる生い立ちとは?

時空を超え、愛に包まれた物語の答えがそこにはきっとあるはずです。


『星屑彼方の君とあの夏の旅』は第一部から第三部まで合わせて約41万字の完結済の作品で、引き続き第二章から完結まで続いていきますが、

こちらのサイトでの公開はここまでになります。


※第二章は一旦舞台と人物が変わりますが、

ひかると愛理栖の物語に深く関係しています。


第二章

経塚(きょうづか)

りけじょ!しんぎゅらりてぃ⭐︎


「みんなのおもい「※きょうづか」にのせて」


経塚(きょうづか)とは、

土中に小石室をつくり,経筒や経箱に経典を入れて埋納し,盛土をした塚のこと。

56億7千万年後の弥勒(みろく)出現のときまで経典を残すことを目的としているとされる。





《あらすじ》

大正ロマンと科学の融合!


古都・清都を舞台に、イタズラ好きの理系少女・真智と、自らを5次元人だと信じる不思議な少女・愛理栖。彼女たちの出会いが、日常を非日常へと変える!


ある日、真智のもとに小学生くらいの背格好で不思議な風貌の少女・愛理栖が現れた。


愛理栖は日常では説明できない不思議な力を真智に見せた。宇宙冒険家を夢見る真智は、その力に驚き、持ち前の知的好奇心で謎を解き明かそうとするが……。


壮大な宇宙の秘密を巡る冒険の中で、真智たちは友情の絆を深め、成長していく。

果たして愛理栖の正体とは?そして、彼女たちの未来は?


魅力的なキャラクターたち


真智の幼馴染で男の娘のイワン

クラスメートの女の子四葉

関西弁でズボラな天才数学者で担任の谷先生


宇宙の運命すら巻き込む、彼女たちの小さな場所にある大きな冒険が今始まる!


「あたしはね、誰も見ていなくっても地味な努力を続けるイワン。あんたのその強さが好き!」



続きにつきましては、憮然野郎のnote 掲示板にて詳しく告知しています。

https://note.com/buzenguy/n/n9517e6b198fc


今後とも、応援よろしくお願いします。

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