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物語は魔法の中で
彼女を無事に助けることが出来た。
校長の彼は気絶して、僕に床ペロを見せてくれている。
彼女の拘束を外して魔術を解けば、彼女が泣きながら僕に抱きついてきた。僕はそれに応えるように、そっと頭を撫でて思いを伝える。
「君が好きだ」
魔術が解けた時、僕はもう魔術が使えないことが感覚で分かった。
僕が魔術を使えた理由はなんだろうか。
そうだな・・・言うならそう、『愛の魔法』。うん。これがいい。
僕は『愛の魔法』に掛かっていたのかもしれない。
魔術で起こせない不思議な現象があったとき、魔術師はそれを魔法と呼ぶんだ。
お付き合いいただき、ありがとうございました。




