いるかも………
ワインで有名な町の外れの小さな村。
そこに以前、引越し魔の義父が家を買い引越した。
母が再婚して義父が死ぬまでの10数年、ほぼ毎年の引越しでしたね。
私は短大で地元にいない為、冬には帰って来て実家のその家で寝泊まりしていました。
その頃、私は霊感が弱く感じる程度。
その家に居るのは落ち着かず、いい年してトイレに行くにも不気味で恐かったです。
流石に一人で行ってましたが(苦笑)
なので、数回しか行った事なく家の中はあまり覚えてません。
その次の年。
やはり、大きな街(今私が住んでいる)まで出るのは不便という事で、また引越しました。
あの家で寝なくて良いことにホッとしたのを覚えています。
引越しはお金をかけないように、軽トラで少しずつ運んでいたそうです。
その引越し途中、お盆休みで帰省した私。
帰省した私は、友人と朝までドライブを楽しんでいました。
ある日、本の話になり友人が私の本を見たいと言い出したのです。
本はまだ前の家に置きっぱなしでした。
「取りに行こう」と言われた時に、不気味さが頭に浮かんだけれど 「まぁいいか」と友人の車で行きました。
時刻は夜11頃。
暗闇の中なので、行きは家の場所を通り過ぎないように注意して走ってたので、時間が長く感じました。
目的地の家に到着。
暗闇で不気味さはありましたが、家の中は電気も点かず更に不気味でした。
私も友人も、互いに余計な事は言わずに話すのは
「どこにあるのか」とか「何持っていく」という内容でした。
そして、広くもない家の中も探検。
何事もなく家を出て車に乗り帰路へ。
車に乗り暫くしてから
友人「気味悪い家だね」
私「やっぱりそうだよね~。どの辺りが気持ち悪かった?」
友人「玄関入った辺り、トイレの付近かな。寒気がした。
夜にはもう行きたくないな………」
感じる場所は同じで「気のせいじゃないんだ」と思いました。
その後、家が売れました。
近くを通る事はあっても、その家に行く事はありませんでした。
その時、友人も私も肌寒さと不気味さを感じるくらいでした。
目に見えず幸いだったのか、はたまた私達の勘違いだったのか………
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