ポスター
私が小学校五年の冬。
三人の姉弟が施設に入所してきた。
下の二人は男女で年子、私と同じ年。
女の子Nちゃんは、結構霊感がある子だったようです。
女の子10人程の大部屋で、まだ皆で楽しく遊べていた頃。
N「ねぇ、寝てて怖い夢とか見ない?」
私「見ないけど?」
N「なら、いいんだけど………」
そう言って、何だか納得していないNちゃん。
気になった私はNちゃんに聞きました。
はじめは渋っていたNちゃんも、私がしつこく聞くので教えてくれました。
当時、聞いてかなり怖がりました。
聞いた後悔とかの前にただ怖かったです。
その頃〈宇宙戦艦ヤマト〉が大好きだった私。
学校の運動会の応援歌でも替え歌になり、皆で歌いました。
(あ、年バレバレかな………(笑))
今でもオリジナルも替え歌も覚えています。
♪さらば~地球よ~
良い歌だ(嬉)
その大好きな〈ヤマト〉のポスターが手にはいり、大喜びでベッドに貼っていました。
そのポスター………
ある夜、Nちゃんが夜中に目を覚ますと
横になった女の人の顔が写っていたそうです(怯)
それも、その夜だけではなく数日の間!
Nちゃん自身は幽霊は平気だそうですが、数日続いたことで不安になり話したようです。
10歳程と幼い子どもの私。
もう怖くて怖くて、夜泣いて眠れず泊まり勤務の保育士さんを困らせましたね。
泣き疲れて眠るけど、皆が寝静まった頃に目が覚めNちゃんの所に行き布団に潜り込んでいました。
その後、3回程繰り返したのを覚えています。
確か、その騒ぎの後でしょうか
発熱した私。
寝込みました……
一日眠ると熱も大分下がり、次の日はベッドで退屈していた私。
退屈しているのを見て、一つ下の子が声をかけてくれました。
どこから手に入れたのかパンをかじりながら(笑)
その子が去った後、パンくずがいっぱいでパッパッと払い落としました。
その夜、また別の恐怖がやって来た………
眠っていると
手や足・お腹たまに耳元・首辺りにわさわさと這うものが!
睡魔に勝てず、目開かない。
でも、ぴくっと手足を動かすと
ササーっと離れては、また寄って来て這いずりまわる。
それは………
数匹の鼠!
古い建物には当たり前にいましたよね。
鼠にはかなりバイ菌があるようで、体中を触られた私は高熱を出しました。
先生に話して、シーツの取り替えと共に掃除をしてもらい、熱が下がるまでベッドの上でした。
それからは『ベッドで物は食べない』と思い気を付けました(笑)
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