表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/60

グラビティドラゴン!

「とりあえずあれだなー、あのドラゴンの重力を操れるところまで近づかないようにしねーといけねーな」


オレはそう言って1人前にでる。


「言ってることとやってることと逆なんだけど!?」


千香がツッコンできたけど、まあ気にしない気にしない。


オレがそんなことを考えていると、ドラゴンがオレたちの方へ向かって突進してきた。


…あ、やばいんじゃねーか?これ。


「こっちくんなよ!バカドラゴンがぁ!」


オレはM92Fでドラゴンの眼球に向けて何発も撃つ。

全ての弾丸がドラゴンの眼球に直撃したと思ったが、弾丸は全て地面に突き刺さっていた。


…ちっ、重力を極端に強くして弾丸を地面に落としやがった。

これじゃスナイパーだろうが、ナイフだろうが剣だろうが、どんな攻撃をしても通じないんじゃねーか?


…いや、待てよ、C4などのトラップだったら効くんじゃねーのか?地面に設置しておけば重力とか関係ねーし。


って、あ、また重力に捕まったんですけど。


「しまったぁー!!次は逃げる手段マジでねーぞ!!?」


するとまたドラゴンの上に弾丸が降り注ぎ、ドラゴンの背中に命中した。そしてドラゴンはまた重力を戻し弾丸を防いだ。

…あれ?今のはオレじゃねーぞ?オレが撃ったのは地面に全部落とされたしよ。


「はぁ…うるさいんだよバカ修也、1人で戦ってるわけじゃねーのに1人で考えすぎ」


弘毅がそう言ってアサルトライフルの銃口を肩の上に乗せた。


あー、弘毅がドラゴンの上に弾を乱射したのか。


「弘毅もオレと同じでビビって上に乱射してしまったんだな!わかるぜその気持ち!」


オレはグッジョブと弘毅にサインしながら言う。


「別にビビってねーし、何同情した気になってんだよ気持ち悪い」


はい、オレを助けてくれたんですよね、すみませんでした。


すると次は悠人がドラゴンのもとへ向かって走りだし、手に持っているナイフでドラゴンの足を斬りつけた。

いや、斬りつけたんじゃねーなこれ…


悠人がドラゴンの足に斬りつけたと思われたところの鱗が次々と地面に剥がれ落ちていく。


…悠人の奴、あの一瞬であの硬い鱗を剥ぎ落としたってのか…。


まあ、もともとオレと同じくらい強かったし、そこまで驚くことじゃなかったけどよ。


すると、上から降ってくる弾がなくなったドラゴンは重力を強くし、悠人の動きをとめた。


まあ、さっきオレがC4しかけてたし別にピンチってわけじゃねーけど。


オレはC4を爆破させ、ドラゴンの足の肉をえぐり地面に倒れさせた。

デッカいドラゴンもこれで簡単に倒れたからな、こいつも倒れるに決まってんだろ。あのデッカいドラゴンより小せえし。


しかし、ドラゴンは重力を戻してはいないらしく、悠人は地面から動けないでいた。


ドラゴンは少し時間が経つとその場に立ち上がり、悠人を踏みつけようとする。

ドラゴンの前足の右側は悠人のナイフによる攻撃とオレのC4による爆発でほとんどの鱗がなくなっていた。

お前のそんなボロボロの右足で悠人を踏みつけれるわけねーだろ!


悠人はドラゴンの顔が少し見えた瞬間にスタングレネードを手から落とし、爆破させる。


いきなり目の前が見えなくなり慌てたドラゴンはバランスを崩しまた地面に倒れた。

でもやっぱり重力は戻ってないらしく、悠人は動けていない。

そして、スタングレネードで悠人は気を失っていた。


悠人が狙われている間にスタンバイを完了したオレはC4のスイッチを手に持ち構える。

え?なんのスタンバイができたかって?そりゃあ、空飛ぶマンホールに決まってんじゃねーか。

今回はアーロンさんのシールドがあるから安全だぜ!多分。


だから後は任せろ悠人!!


「じゃあ行くぜ!3…2…1…GOッ!!」


オレはC4の爆発でマンホールと共に空高く飛び上がり、ドラゴンの重力のせいで勢いよく下に落ちた。


このマンホールがあたったらいくらドラゴンでも致命傷だろうな!重力スゲーし!

まさか自分の操っていた重力によって殺されるとはこのドラゴンも思わなかっただろーな!


マンホールとオレはそのまま凄い勢いで落下し、ドラゴンの頭のすぐ上までのところまで移動した。

そしてオレはM92Fを構え、ドラゴンの頭に狙いを定める。




……そういや、このドラゴンが、みんなで戦う最後の敵なんだよな。


下を見ると、今回戦っていない優里香と冷と千香がオレと悠人を見守っていた。


って、バカかオレは!戦ってる最中にこんなこと考えてる場合じゃねーだろ!これを外したら悠人がどうなるか…


しかし、その一瞬のせいで撃つタイミングを逃したオレは、マンホールと共にドラゴンの頭の横を通り そのまま下に落ちていく。


「…クソッ!!」


まだ間に合う、まだ…まだドラゴンの下までは落ちてないしよ!


オレはM92Fを構え、腕を強い重力に抗いながらできるだけ伸ばし、上に向けて一発撃つ。


撃った弾は少しの間だけ重力に逆らって上に移動し、ドラゴンの頭上まであがった瞬間、強い重力によってドラゴンの頭にむかって急降下した。


でもまだこれじゃスピードが全然足りねえ…


するとドラゴンの頭がガクッと下がり、弾との距離が少し長くなった。


下をもう一度見るとオレが落ちている時に、冷と優里香がスナイパー、千香がハンドガンで上に向かって撃ち、あの鱗のない右足に弾を当てまくっていたようだ。


この距離なら行ける…!!


オレの撃った弾の一発はドラゴンの脳天を貫通し、そのまま地面に突き刺さった。


ドラゴンはその場で消えてなくなりそこから歪んだ空間がでてくる。

そして、歪んだ空間はM92Fの中に入っていき、歪んだ空間は全てM92Fの中に収まった。

ふー、倒せたぜー!!

アーロンさんのシールドでオレは怪我なく地面に着地する。

そして、千香たちにグッジョブと合図をすると、千香だけがグッジョブと返してくれた。



……でも、ついにこのことをみんなに言う時が来ちまったなー…


オレは悠人のところへ近寄り、デコピンで目を覚まさせる。


「痛ぁっ!!!」


しかし、オレの表情を見て、急に真面目な顔つきになった。

悠人だけではなく、みんな真剣な顔でオレを見ていた。

まあ、オレがこんな真面目な顔してるのって珍しいしな。オレの顔を見るだけでみんなオレがどんなこと考えてるかわかるらしいしよ。


まあ、今はそんなこと置いといて。


「…実は、みんなに言っておかねーといけねーことがあるんだよな」









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ