AUXGUSTO 2017
La stilon kia grimparozo en la forlasita gxardeno amas mi.
日焼けした脚のばしたる
十五歳
* * *
蝉の声
耳にのこるも
つひの夏
濡れた道
かわきゆく夜の
恋まどひ
とどこほる
想ひばかりの
残暑かな
夏蝶や
片翅だけが
生のあと
古書めくる
指のつめたき
少女かな
* * *
おもひでが
汀はなれず
暮の夏
夏過ぎて
うすくれなゐの
花のこる
恋占の結果を
星に盗まれぬ
泣く声は
いづこからくる
星ひとつ
大鯉の
ぢつと動かぬ
月蝕夜
* * *
重き雲のした
夏風あびて
父むすこ
しあはせを
忘れたままの
椅子ひとつ
放棄船を
波がうつ夜や
暮の夏
小湾に
刻の徴を
迎へけり
旅先と
おもひて逝けり
立てぬひと
* * *
氷砂糖しやぶりて
南窓放つ
こんな処まで来たわれ
ここにも葛の花
うらみ言
海風うけて
散りゆけり
かつてありき
画廊の奥に
女郎花
朝顔や
猫の寝がへる
鈴の音
* * *
子を欲しき
こころわらふか
法師蝉
秋の川
きみわたりをへ
われたたずむ
向日葵の
そばに無邪気に
ゆけたころ
なにも考へぬ波の幸福
秋の風
待宵草
母の薬を
たしかめつ
* * *
浜木綿や
養家の奥で
夢みる児
ひとりめの
母の眼鏡と
孔雀草
半月の秋夜
ランプに夢追ひつ
秋の蟻
闇を背負ふて
つどひけり
うぶすなの地もよそよそし
秋の暮
* * *
卵かきまぜ忘れたし
夢の言葉を
( つづく )
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