JULIO 2017, Ⅰ
Mi verkas kiel rigardi
surfacon de rivero.
Vivo estas aerveziketo.
Mond estas desegnoj de veziketoj.
◇ JULIO 2017
うらなひの
行方もちさる
蛍かな
* * *
をのこごの
匂ひなつかし
夏至の部屋
またひとつ
羽化おこるなり
夏の夜
光さし
撫でてさりける
夏裸
高架軌道に
おほとりのゐる
真夏かな
水晶を
みつめつづける
猫に宙
* * *
七夕に
願ふことなく
猫とあり
嘘をつく
児がわれとなり
星の海
蛍と
おもへば消えぬ
星ひとつ
命日を
忘れてみたし
夏薊
紙魚の這ふ
壁のぬくみや
無為の夏
* * *
なにもない
都会の夜の
あせもかな
行き場なき
蛾のいつぴきや
そこにあり
ものおもふ
ふりだけしたる
蜥蜴かな
七月の
宵をひらひら
舞ふてゐる
鳥の名を
しらず みおくる
斎かな
* * *
棄てられし
夢ばかりなる
星の濱
問ひかける
言葉なき夜や
波の音
それぞれの
行方ありけり
夏の道
憎むこころ
落としてさびし
夏の暮
おのれ咲く鬼百合
風にまろくゆれ
* * *
うらぎりの
皮肉をくらふ
夏の星
北斗曼荼羅
猫の仔が敷き
星生まれ
海のむかうの
島見ゆる
蛇腹ひろげる
盲目楽士や
星供養
母知らぬ
少年の夏
蛇を裂く
* * *
夏宙や
海をわたりし
象ねむる
盤鬱の
都市のさなかや
謎ひとつ
父を裂きし
刃もありぬ
古目録
遠くある
ひとのこころや
夏八占
杏子ジャム好むひとが
過去から来る
* * *
謎ひとつ
問ひかけて去る
蛍かな
( つづく )
Mi rifuzas kopiadon kaj utiligon
sen mia permeso.




