↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
5/104

第4話 現界、再び

 目の前に、マイホーム空間が現れる。いや、私がマイホームに出現したんだよな。


「『ステータスオープン』。…さて、『転移門』のメニューが増えているはずだけど…あ、あったあった。…うえ!?」


 転移先一覧に『現実世界(Real World)』の項目が出てくる。サブ項目がいくつかあり、『公会堂大ホール』の他、『自宅・自室』を含めた現実世界の地点が並んでいる。


 更に『マップ』という項目があり、押すと現実の地図が別ウインドウで表示された。これはあれか、地図上で地点を指定して、そこに転移することもできるってことか。


「そういえば、拓也は出かけたんだよね。…自室に転移、してみよっかな」


 おそるおそる、『自宅・自室』の項目を押す。


現実世界(Real World)の『自宅・自室』に転移します。よろしいですか? 〔はい/いいえ〕】


 〔はい〕を、押す。


 ひゅんっ


「おお、確かに、さっきまでいた自分の部屋だ…。えっと、ログアウトしたわけじゃないよね…ええええええっ!?」


 ベッドの上に横たわり、フルダイブ装置を着けて眠っている、私。なんとも奇妙な感覚。


「やっぱり、(さわ)れる…。揺すってみよっと。おーい、起きてー」


 ゆさゆさ


【警告:現実の肉体に過度な接触がありました。このまま続く場合、5秒後に強制ログアウトします】


 あ、この辺のセーフティ機能はこれまでと同じだ。大きい地震があった時も警告表示が出たっけ。


 しかし、ふーむ…。


 よし。


「『ライト』」


 ぽうっ


「うわー、魔法も使える! …いや、現実世界で魔法とか使えてどうするのよ。魔物討伐とかないんだし。あ、でも…。『アイテムボックス』」


 ぶんっ


「えっと…『MPハイポーション』」


 ぽんっ


「ひえええ…」


 飲んでみた。美味しかった。もちろん(?)魔力も回復した。もともとそれほど減ってなかったけど。


 そしてそして。


「ポーションやら装備やらが『現界』するのも驚きだけど、逆に現実世界のものもデータ収納できるって、凄すぎ…」


 勉強机と椅子がまるまる収納できてしまった。これって、収納したままログアウトできちゃうんだよね…。忘れないうちに戻しとこっと。


「さて、一通り試したけど…」


 これから、どうしよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。