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ダンジョンの管理人さん  作者: 子羊
ダンジョンと魔王
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子猫ちゃん 覚醒

 魔王城ができてから1週間ほど経った。


 子猫ちゃんは相変わらず、101号室でエルフちゃん達と共に暮らし、たまに魔王城に顔を出す感じだった。本当の魔王城は101号室なのかもしれないね。


 キースに返した部屋は引き続きキースが使っており、そこから魔王城に仕事へ行くというサラリーマンみたいな生活をしている。


 こっそり、西大陸の魔王城跡に第6階層への転移を作ってみた。ついでに魔王城跡をダンジョンの管理下に置いた。そんだけ離れってもできるんだなーって思った。いったことない場所なので、キースに転移石を持っていってもらって目印になってもらったら意外とすんなりできた。


 やろうと思えば全世界をダンジョンの管理下にできるのかもー、なんて思った。やらないけどね。


 第6階層には魔王城跡に住んでいた魔物達が暮らしているらしい。ワーウルフやらワーキャットなどなど、いわゆる人化の術が使える一族が魔王城跡では暮らしていたらしい。



 そして魔王城にその魔物たちが集ったとき異変は起きた。



「にゃ!?」



 子猫ちゃんが光ったかと思うと、なんと5歳児だった子猫ちゃんが7歳児ぐらいに成長した。


「おなかすいたにゃ。」


「子猫ちゃんがしゃべった!!」


 初めてしゃべった言葉がおなかすいたっていうのはいかにも子猫ちゃんっぽいよねー。とりあえず魚をあげといたよ。また第3階層にでもいって、魚を自分で獲ってもらえばいいかもしれない。


 しかしあれだよね。魔王城に全ての魔王軍が揃った時、子猫ちゃんの封印が全て解けるのかもしれない。やばい、子猫ちゃんが子猫ちゃんじゃなくなる。ペットにチビとかつけたけど、大きくなってしまった、みたいなことになっちゃう。


 まあ、でも素直に子猫ちゃんの成長を喜んだ。



 あ、後でエルフちゃんになんて説明しよう・・・・。

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