【01-05】特殊効果多彩な装備たち(アンダーウエアー編)
お風呂上がりのリビング。
家の外は相変わらずの猛吹雪だが、この家含めた周囲100mほどは結界の中なので、猛吹雪の影響は皆無である。たぶん数日間は、この場所から身動きが取れないだろうから、この結界の中で戦闘訓練をやってもいいかもしれない。
・・・・・まあ、そのあたりの事は、皆との相談の上決定するが。
そして、まったりとした時間が過ぎ去っていく中、私は私たち自身の装備について、改めて詳しく検証する事にした。
まず初めに、現在着用している服飾関連各種から行こうか。
現在私たちが着用する服は、次の3つのカテゴリーに別れている。
(1)一番地肌に近い場所に着用する下着関連について
(2)アンダーウエアーとして着用する(予定の)半袖体操服とブルマについて
(3)バトルスーツとして着用する(予定の)セーラー服について
まずは、下着関連についての解説から。
なお、ここから先に出てくる解説は、特殊所有技能【魔眼〔E〕】でできる『万能鑑定』を使用して得た情報をそのまま載せている。そのため、ちょっとばかし堅い説明文になっているが、あしからず。
では、早速行きましょうか。
所謂、ブラとショーツとキャミソールで構成される『女の子の下着の定番3点セット』の事だ。鑑定結果にこう書かれていたのでそのまま載せておくが、これについてはそれぞれの持論があるのでここでのリベートは受け付けない事にしておく。私たち5人については、この3点セットは確かに『女の子の下着の定番3点セット』という認識を共有していたりする。そのため、男の娘2人も含め私たち5人は、当然この3点セットを下着として愛用する予定である。
なお、キャミソールについては、一部の人たちに言わせれば邪道と捕らわれているらしい(そういった変態さんがいる)が、私たち5人の見解は下着にカテゴリーされている。
さて、この下着関連については、実は地球で売られている下着同様ただの布であり、これといった『ふぁんたじ~~的な特殊効果』は、『サイズ自動調整〔S〕』以外何1つ無いのが事実である。
そもそも、ほかの2つについている特殊効果、『汚れ防止〔S〕』とか『自動修復〔S〕』とかがあっても、毎日履き続けたくないモノでもある。それをやったら、人間終わりだと思うので、なかった方がよかったモノであり、今後もそんな特殊効果が付いた下着は履きたくないモノだ。
なお、現状この3種類1セットしかない下着だが、実は(あとで話すが)、すでに毎日着替えができる手段を見つけてしまっている。ちなみに、体操服とブルマとセーラー服については、その性能があ張りにもずば抜けていいため、着た切り雀状態でも仕方ないかな~~~とは考えているが。
閑話休題。
ではその『着た切り雀状態でも仕方ない』と考えに至った、アンダーウエアーとして着用する、半袖体操服とブルマについて。
このセットは、それぞれ通っていた学校によって、多少デザインは(横にラインが入っているとか、ゴムなどの色が違っているとはの範囲だが)異なっているが、半袖体操服とショーツ型ブルマが基本セットになっている。本来ならばここに白色のニーソックスもしくはハイソックス・運動靴を履く事になるが、そちらは、|女生徒用制服(セーラー服)用のニーソックスとローファーとなっている。
まあ、それはいいとして、このアンダーウエアーのセットには、先ほど下着セットにはなかった『ふぁんたじ~~的な特殊効果』がいくつかついていた。
ちなみに、このセットについていた特殊効果は、『サイズ自動調整〔S〕』・『汚れ防止〔S〕』・『自動修復〔S〕』・『全天候耐性〔S〕』・『全環境耐性〔S〕』・『全状態異常耐性〔S〕』の6つ。そして、特殊効果のレベルがずべて〔S〕であり、さらにそれらすべてがセット装備となっている場合のみに発現する『神衣』という特殊効果の合計7つだ。
ちなみに、スキル【魔眼】において鑑定した結果がこれである。
【サイズ自動調整〔S〕】
着用者の体型・体格に合わせ、もっとも『見栄えよく見える』ように衣服が自動でサイズを調節する。なお、スカート丈や靴下などの長さについては、着用者の戦闘方法に合わせた長さ・丈に自動で調節される。
なお自動調整される範囲は、スキルレベルに応じ比例する。
【汚れ防止〔S〕】
戦闘時・非戦闘時問わず、着用時に付着したあらゆる汚れや臭いを、スキルレベルに応じた時間経過で自動で洗濯をしてきれいにする。なお、このスキルが作動した場合は、スキルが付与されている服装が最も見栄えよく見える形状に自動で整えられ、その形状を記憶、清潔に保つ。
【自動修復〔S〕】
戦闘時・非戦闘時問わず、着用時に破壊差された場所を、スキルレベルに応じた時間経過で自走修復する。なお、修復する際には、着用者の保有魔力と、周辺にある対応する素材を利用するため、対応する素材がない場合は、このスキルは(対応スキルが周辺にある環境まで)効果を発揮しない。なお、【アイテムボックス】などの収納系スキルや収納魔法等によって、対応素材を持ち歩いている場合は、【アイテムボックス】などに格納されている素材を勝手に使用して自動修復をする。
【全天候耐性〔S〕】
雨や炎天下等の影響による身体的疾患や異常状態をなどの装着者へのダメージを、スキルレベルに応じて軽減する。
【全環境耐性〔S〕】
天候などの自然現象によって生ずる寒暖の差や気圧の高低差などの自然に発生するあらゆる事象を、スキルレベルに応じた時間軽減する。
【全状態異常耐性〔S〕】
自然的・人為的に関わらず、周辺(指定)環境に対して行われるあらゆる状態異常攻撃を、仕切るレベルに応じて無効化する。
【神衣】
衣服等の装備品に付与されている、特殊効果のレベルがずべて〔S〕であり、さらにそれらすべてがセット装備となっている場合のみに自動付与される特殊効果。そのため、指定されているすべての装備をセットで使用していないと、この効果を発揮する事はなくなる。
なお、一度でもセットで装備した場合、そのセットは装着者専用のセット装備となり、譲渡・破毀・装備変更が一切不可となる装備となる。そのため、この装備以外での戦闘をすると、一気にステータスダウンを招く結果となる。ただし、この装備品を作り出した神々が、新たに装備装着車に新たに装備を下賜した場合はその限りではない。
なお、セット装備を2セット以上同時使用する事で、付属するスキルレベルを上昇させる(1セットにつき1つレベルが上がる)事ができる。
ちなみに、この特殊効果によって使用できるスキルは次の通り。
特殊所有技能【神武装備〔E〕】
装着者それぞれの得意戦闘形態に合わせた『神々が創り出した武器』を召喚する事ができる。なお、(召喚される武器は、得意戦闘形態に合わせたランダム召喚となるため、目的の武器が召喚されるかは運次第となる。一度でも召喚した武器は召喚した装着者専用の武器として登録される。召喚できる武器の種類・数量は、スキルレベルに比例する。
特殊所有技能【五感超越〔E〕】
装着者が持っているあらゆる体内保有感覚(味覚や触覚などのほか、第六感的なモノを含める)、各種記憶能力を、スキルレベルに比例して上昇させる。上昇させた各種感覚は、その状況等に応じて任意で変更できる。また、各種感覚に対するレベルをどれか1つに集約させたりする事も可能となる。
特殊所有技能【パーティリンク〔E〕】
装着者同士の魔力を同期する事によって使用できるスキル。魔力同期をする方法は、このスキルを有する装備を装着した状態で、同期したいモノ同士全員で手を繋いで円陣を組み、その状態で魔力を循環させる。
スキル自体には基礎能力上昇や各種スキルのブースト等といった上昇効果はないが、スキル名を占める通り、同期した仲間同士の連携を強化できる。
このスキルを持っていると、次の事がパーティメンバー間で可能になる。なおこの場合のパーティメンバーとは、このスキルを有する装備を装着している者で、それぞれの魔力を同期している者たちの事を言う。
・魔力同期している仲間同士で念話機能が開放される。念話が届く範囲は、スキルレベルに比例して広大になっていく。
・パーティ転移が使用可能になる。パーティ転移する場合は、パーティーリーダーを第1決定者として、その後はリーダーが指定する順に決定権を持つ。転移範囲は、転移を決定した者が跳ぶ事の出来る場所(一度でも訪れた場所ならば、何処にでも転移できる)となる。
・パーティメンバー間で得られた情報を共有する事ができる。共有できる情報を、各個人が所持する特殊魔導具の転送し、情報を記憶させる事ができる。
特殊所有技能【世界樹の知識〔E〕】
この世界のあらゆる事象を、創成期から現在に至るまで記録している『世界事象記録図書館』を管理している世界樹にアクセスできるスキルである。世界事象記録図書館にアクセスできる権限は持っているが、アクセスできる情報については、スキルレベルに依存しており、その削減された記録が【世界樹の知識】と呼ばれているモノだ。
なお、完全に世界事象記録図書館にアクセスできるスキルも存在しているが、そもそも創成期から続く膨大な記録のすべてを、閲覧し、閲覧した事を日々の生活で役立てる自信は微塵も感じない今日この頃。なんせ、日々生活していくうえで欠かせない生活知識や魔法に関する知識、スキルに関する知識はともかく、神話レベルの歴史や先史文明の歴史なんぞは、そういった専門職の方々なら喉から手が出るほど欲しいだろうが、私達にとってはどうでもいい事なのだ。
しかし、この【世界樹の知識】によって、今私たちがいるこの周辺部で使われているすべての言語が、読み・書き・会話できる事は、とても素晴らしいと思う。わざわざその言語の勉強に、時間を取られなくても済むからね。
まあこのスキルについては、その時に必要になった知識を習得するためだけに活躍してくれそうだ。
特殊所有技能【転移〔E〕】
来ましたよ。移動するための最速方法を習得するスキルが。この世界の転移は、魔法による現象ではなく、スキルによる効果であるらしい。また、転移できる範囲はスキルレベルに依存しており、最大はこの世界すべてとなる。なお、現在の転移できる範囲は、『すでに訪れた事のある場所』と、『この目で見えている範囲』のみである。レベルが上がれば、『スキル効果によって視認できる範囲』や、「道具等の道具による登録地点』にも転移が可能になるらしい。なおその場合は、対応するスキルや魔導具がないといけないのは当たり前だが・・・・・。実は私たち、その2つはすでに持っているんだよね。
先に述べたパーティ転移とは違い、このスキルにおける転移とは、スキル保有者のみが転移できる方法らしい。ただし、スキル保有者が主人となる、テイム済みの魔物や所有登録済みの奴隷は、『保有者の所有物』とみなされて一緒に転移可能との事。
特殊所有技能【魔眼〔E〕】
このスキルができる事は、威圧や石化といった状態異常を引き起こす現象や、何かを鑑定できる能力、そして、遠くにある場所を見聞きできる能力がすべて合わさった複合スキルである。つまり、それぞれに対応する個別のスキルも存在しているが、私達に足しては、この【魔眼】スキルをレベルアップさせていけば、できる事が比例して増えていくらしい。なお、現在このスキルレベルでできる事は、微分自身のステータスを視る事ができる【ステータス鑑定(E)】と、【所有技能鑑定〔S〕】のみである。
アンダーウエアーとして着用する、半袖体操服とブルマについてはこんな感じだ。バトルスーツになるセーラー服はともかく、何かの下に着用するこの服装については、特殊効果で着た切り雀でも問題がない。さすがアンダーウエアーロいうべきか、(本来この服装の目的ではないが)見えない場所に着る服装との前提がある。実際、学校でも(私も含め)、アンダーウエアーとして使用していた子が多いしね。そのため、この服装でのみ発動する便利なスキルたちは、上に何かは負っていても大丈夫なモノばかりである。
そのため、全員一致で、常日頃から(お風呂以外は)この服装のままという事に落ち着いた。この服装であるならば使用できるスキルもあるからね。そういったスキルは、別の服装になると使えない事もあるので、極力着替えない方がいいだろうとの意見だ。
ぶっちゃけ、こんな性能のずば抜けている服ならば、別にアンダーではなくとも着た切り雀でも何にも問題がないのは、ふぁんたじ~~~な世界観では常識みたいなものである。




