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異世界を放浪する最強な女の子と男の娘?~溺愛すぎる神様のせいで、異世界で最強になった6人です~  作者: ai-emu
【第3章】人外魔境と人里を・・・・・・いったり来たりしてみたり?
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【03-09】不思議な洞窟を発見した

翌日、発見した洞窟の中に侵入する私たち。


洞窟に入ると、なり斜度45度くらいの下り坂があり、足をとられて滑り落ちていく私たち。そんな下り坂の先は、5m近くある段差となっており、当然ながら落下する事になる。落下した場所は、直径50mほどの直径のある大きなドーム型の空間だった。

ちなみにそんな空間に、自力で着地できたのは私とヒナタちゃんのみ。残りのユウトちゃん・ナオトちゃん・ナツキちゃん・レイナさんの4人は、私がとっさに発動した魔法で怪我をする事無く着地できている。


まあ、怪我無く着地できたので、この事に関してはとりあえず置いておく。


「ところでみんな。こういった場合、どんな事が予測できる?」

「・・・・・そうだな。結構広い空間だから、何らかの戦闘は想定できるな。」

「・・・・そうだよね。あたしとしては、壁に空いている20近くの穴から、戦闘する相手がワラワラ出てきそうで怖いんだけどね。」


私の問いかけに対し、ユウトちゃんとヒナタちゃんがこう予測を立てる。


「それじゃあ、何が出てくると思う?私としては、アリやムカデの魔物ならいいんだけど、ゴキブリの魔物だけは勘弁願いたいね・・・・・・・。」


私は、何が出てくるかの予測とともに、皆にこう問いかける。

そんな事を話していると、ドームの壁に開いている10数個の穴の奥から、カサカサという音が無数に聞こえてくる。


「ファイアーボール・・・・・と、ファイアウォール」


すべての穴に、2つの魔法を叩き込む私。

まずはファイアーボールを書く穴に対し5発くらいずつ叩き込んだ後に、穴を塞いでおく目的でファイアウォールを設置しておく。

どこの穴がこの先、洞窟の奥に続いているか知らないが、これである程度は魔物をコントロールできるだろう。

ついでに無詠唱で、それぞれの穴の上部にナンバーリングを刻んでおく。


「ではいくよ。まずは11番の穴のファイアウォールが消えるから。」

「おーけー」


ファイアウォールが消えた途端に襲いかかってくるのは、全長100mくらいあるムカデの魔物が15匹ほど。

そのムカデの魔物に、真っ先に飛び出したのはユウトちゃんとナツキちゃん。私は、最後尾にいるムカデ数匹に向け、石礫を混ぜ混んだ竜巻の魔法トルネードをお見舞いしてあげた。

竜巻によって劇風の渦の中で、ムカデの魔物たちは細切れに刻まれていく。当初の予定では、5匹ほど巻き込めれば御の字と思っていたが、結果的に12匹を1回の魔法で葬ることができている。

さて、残りは3匹だ。

私は今回は魔法担当なので、前衛の物理攻撃には参加しないことになっている。理由は、物理攻撃をしながら、魔法を放つのが苦手だからだ。練習自体は、暇を見つけて行っているが、今だ安定しているとは言いがたい。仲間を巻き込むリスクを背負うくらいなら、どちらかに専念して戦闘をした方がいい。


「殲滅完了!」

「了解でーす!次は、1番を開けるよ!」


ムカデの殲滅が終了したので、私は11番の穴に特大のファイアーボールを叩き込んでから、とりあえず土壁で塞いでおく。その後は、宣言通りに1番の穴を塞いでいたファイアウォールを解除する。

さてさて、次は何が出てくるかな?


カサカサという音を出しながら現れたのは、黒光りする体を持った台所にいるあれ。1mほどの大きさにあれが、無数に出てくるにを確認。

その瞬間私は、有無も言わさずにファイアーボールを無数に叩き込んでいた。その後すぐさま1番の穴を塞いだ。


「ふう~、ふう~、ふう~」


「やりきったぜ!」って言う顔をしながら私は、肩で大きく深呼吸をする。


「次は・・・・・そうだね。隣の2番と15番を同時に開けようかな。」


息を整えて私は、先程あれが出てきた1番の穴の両隣の穴を、2つ同時に開けただった。

5分ほど待機したが、魔物は現れなかった。元々いなかったのか、それとも最初のファイアーボールに耐えられなかったかのどちらかだろう。


「それじゃあ、どんどんいこうか。」


ということで、2時間くらいかかってすべての穴の処理を終える。

途中、一旦処理した穴からおかわりがやってきたのには驚いたが、たぶんその穴が奥へと繋がっていると仮定して目印をいれておく。

そんな穴の1つを進んでいくと、丸焦げになって焼け死んでいる魔物が無数に転がっている。中には、炭化して原形を留めていないものも。

洞窟の壁も、何だか高温の炎に焼かれたようにガラスの様になっている場所もある。


「どうやったら、こんな状態になるんだろうな?」

「あははっは・・・・・・。」


ユウトちゃんからの覚めた問いかけに、私は笑うことで誤魔化したのだった。

確かに、過剰なほど魔力を込めて、あのファイアーボールを私は放った。いろいろと実験も兼ねていたため、蒼白い炎を放っていたモノから、蝋燭程度の揺らめきのあるモノまで10段階くらいの温度設定をしていた。

そんな実験結果が、この悲惨な状況を生んでしまったらしい。


「で、何でこんな状態になるんだろうな?何か知っているか?アリサちゃん?」


どうも、この状況になった理由を知りたいらしい。他の面々も、「さっさと吐けや」と言わんがばかりの目で私を見ている。

私は(誤魔化すことを)諦めて、せっかくの機会なので魔法の実験しながら討伐していた事を話していく。

そんな事を話ながら洞窟を歩いていると、奥から何かを燃やした臭いを混ぜ混んだ熱風が吹き込んできた。

ちなみに、現在私たちが着用している戦闘服(セーラー服)には、温度調節や気候無視が付与されているので、周囲の環境に左右されない。もちろん、何処かの過保護な神様謹製のセーラー服なので、不壊というスキル?も付与されているため、溶けたり破れたりすることもない。また、汚れる事もないため、未だ新品同様に真っ白なセーラー服である。

そのため、未だガラス質になった壁が赤く光輝いているので、この洞窟の温度は相当高温となっているはずだが、戦闘服(セーラー服)を着用している私たちは、汗1つ掻いていないのだ。


「この先には何もないから、ここで引き返しましょう。」

「・・・・そうだな。この洞窟に棲息している魔物なら、たとえこの先にお宝があっても録なお宝はなさそうだしな。」


私の発言に、ナオトちゃんが同意したところで引き返すことが決まる。

ここで引き返した私たちには預かり知らないことだったが、この先は行き止まりになっており、そこには苗床に利用されていた動物達の死体が転がっていたのだった。

いったんあのだだっ広い空間に戻り、印をつけた別の穴に潜っていく私たち。

100mほど進むと、扇状に10個の洞窟の穴が開いた空間に出た。


「今回は、当たりみたいだね。」

「そのようだね。とりあえず全部の洞窟に、ぶちこんでおくね。」


ヒナタちゃんの言葉に同意して、私は10個の洞窟の中にファイアーボールを3つずつぶちこんでいった。

しばらく待つと、いくつかの穴から奥から、何かを燃やした臭いを混ぜ混んだ熱風が吹き込んできた。


「何かを燃やした臭いが来た洞窟は、先程の結果から行き止まりでいいよね?」


私の問いかけに他の面々が賛同した事で、その洞窟の探索は行わない事に決定する。わざわざ、動物たち(魔物を含む)の死体を見ようとは思わない。

今以上の装備が期待できない以上、わざわざそんな場所を通って宝箱を探す意味もないしね。

と言うことで、そんな臭いがする洞窟をスルーして、未だ奥に方で炎が燃える音が聞こえてくる洞窟に入っていく。もっとも、込めていた魔力を考えると、そろそろ先行させているファイアーボールも消え去る時間だけどね。


そんな洞窟を進む事約10分。

いくつかの分岐点を過ぎた頃、罠関係の(いろいろな)スキルを持っている私が反応して、隊列を一度停止させる。例のゲームで鍛えたスキルは、今日もいい仕事をしているみたいだ。

他の面々も、それぞれが持っているスキルをゲーム内で鍛え、(パティメンバーの限り)そのすべてを公開しているので、担当分野に関しては絶大なあ信頼があるのだ。

そのため、その分野の担当が、何らかの行動を起こしたならば、無条件で従ってしなうほどである。


「この先、鬼畜仕様の罠ゾーンがあるね。」

「やっとお出ましか。で、どんな罠が設置されているんだ?」

「・・・・・そうだね。」


私は、ナオトちゃんの問いかけに、周囲をしばらく観察してからこう答えた。


「まずは、ナオトちゃんの足元にある、その小石なんだけどね。」

「この小石が何なんだ?」


一応警戒しながら、私が指摘した小石を見るナオトちゃん。


「その小石ね、踏むとパーティメンバーの足下すべてに、場所に転移罠が生える仕掛けになっているみたい。転移先は、・・・・・たぶんランダムだね。」

「つまり、私が踏んでいたら、パーティが分断されていたと。」

「それから、次の罠だけど・・・・・・・。」


転移罠を越えた先には、さらにえげつない罠が待ち受けているのを、私は確認している。そしてその罠は、避けて通る事が出来ない事も。


「次の罠?」


私の不穏な言葉に反応する面々。私は、皆の意識が向いたところで、このあとに控える罠の解説をする。


「さっきの転移ななのスイッチの先に、不自然な切れ目があるでしょ?」

「確かに、ただの洞窟にしては、不自然な切れ目だな。」


私の言葉に、ナツキちゃんが指摘した場歩を確認しなが追随する。


「そして、どのくらいの距離があるかは知らないけど、あの切れ目を越えると、分かれ道のある全力疾走の持久走が待っているんだ。たぶん、道中にはいろいろなモノが左右の壁や天井から襲いかかってくるおおまけ付き。」


私は、50mほど先にある場所を指差す。

その場所は、ちょうど通路が左にクランクしている場所だ。現在私たちがいるこの場所からそこまでに道中も、結構傾斜のある罠場ばかりの通路なのだが、問題は傾斜ではない。

それを見ながら、別の部分を指差すユウトちゃん。


「それはありそうだな。あとは、この不自然なほどの傾斜も怪しいし、・・・・・あそこで出っ張っている丸い岩。」

「下り坂で丸い岩だと、行き着く答えはあれしかないね。」

大岩転がしローリングストーン?」


ヒナタちゃんが、この行き着く先にあるテンプレ的な答えを述べた。

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