013
013
後日談というか、今回のオチ。
あの後すぐに幽弦さんが来て少し話した。
「へぇ~、凄いね。成仏したんだ、あの子。いやいや、これは驚いた。天晴れだね。」
そんな事を言われ少し腹立たしかったが力的に上なので僕は冷静を装っていた。
「まぁ今回は褒めておいてあげるよ。それと言い忘れていたけど幽霊を一度見てしまうと、否―見えてしまうと、これからも見え続けてしまうから気をつけてね。特に君みたいな子は霊を引きつける体質があるからね。」
こんな事も言われたっけな。まぁ気をつけろっていわれても見えてしまうんなら、どうしようもないよな。それにしてもあの人と戦わずに済んでよかった。本気で死ぬ事を覚悟してた自分もいるし・・・。
もう二度とあの人には会いたくないよ。
・・・そんな事を言っている僕はこれから先、実はあの人―幽幻威弦さんと、とんでもない激闘をするのだけど僕はまだ知る由もなかった。
まぁ、その話はまた別の物語で語るとしよう。
・・・ん?なんだいなんだい、冒頭で部活動引退後から卒業までの話をするとか言っておいて話してないじゃんって思っているのか。
おいおい、それも最初に言っただろう。世の中、思い通りに何て滅多に進まないとさ。だから話せなかったんだよね。まぁ許してくれよ。
さてと、あの後の話の続きをするとしよう。
あの後、僕は学校へ行き愛可と真希菜にあれからの事を話した二人とも真剣に聞いてくれて嬉しかった。
そしてテスト全部と得点通知表が返却された。
僕は全教科の平均点を5点と順位を7位も下げてしまった。
・・・・・・。
やれやれ、やっぱり世の中ハッピーエンドでは終われないということだね。
あとがき
まず試物語を最後まで読んでいただきありがとうございます。まず試物語の読み方を「しものがたり」や「こころみものがたり」と呼んだ方も多いでしょう。一応これは「ためしものがたり」と呼びます。このタイトルにした意図というのはまず、バレーの試合という意味での『試』、テストの試験という意味で『試』、出来るかどうかの試練という意味での『試』、読者のみなさんに試しに読んでほしいという意味での『試』、そして何より連載小説を試しに書いてみたいという興味本位という意味での『試』。
この五つの要素を基に『試物語』を書きました。正直うまく書けるかどうかや最後まで書き続けられるかどうか不安だったんですが最後まで書き続けられて嬉しいです。読み終えた後には評価や感想、苦情なんかを書いてくれれば幸いです。みなさんの意見や異見えを糧に次からも頑張っていきたいと思っています。
最後に試物語を読んでいただき本当にありがとうございました。もうみなさまには感謝しかありません。
次は別の物語でお会いできることを心より願っています。
それではまた次の物語でお会いしましょう。




