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テスト二日目。前夜は愛可からメールが来たので、しっかり勉強してきている。
だからきっと大丈夫だ。
・・・・・・。
そう意気込んで迎えたテストが終わり、みんなはパラダイス状態である。
それはそうだテストが終わったことによる解放感、そしてテストが終わったばかりということで今は遊ぶことしか頭にはないだろうからな。
何といっても今日は三時間、テストをして下校なので、お昼前には帰れる。そりゃあもうパラダイスだろうな。
そう思いながら周りを見渡していると
「彼方く~ん。今日のテストはどうだった?」
向こうから愛可が小走りでやってきた。
「うん。まぁ上々の出来だったよ。」
「そう。よかった~。」
何でお前が安心するんだよ。
お前は僕の母親か。
「昨日、ちゃんと勉強したんだね。」
「そりゃあ前夜に『今何してる?ちゃんと勉強してる?してないんだったらしなきゃだめだよ。このメールを見てもしなかったら怒るからね。』なんてメールが来たらするさ。」
「んふふ~。それならメールした甲斐があったってもんだよ~。」
「ああ。おかげ様でな。」
「それじゃあ、今日も一緒に帰ろっか彼方君。」
「うん。そうだな。」
そんなわけで、昨日と同様に愛可と一緒に話をしながら帰って愛かを家まで送り届けた後に今、僕は一人で家に向かっている。
たまに僕は空を見ながらだけど基本、僕は下斜め四十五度を見ながら歩いている。
今日のテストは昨日に比べると比べ物にならないくらいよかったんじゃないかな。
そんな風に下を見ながらちょっと半笑いの状態で自分に自慢みたいなことをしながら歩いていると息を切らしながら誰かが走っている音がしたので、正面に目をやるように、そっちの方へと視線をやったのだが―そこに。
そこに、一人の女の子がいた。
息を切らしながら休憩している昨日僕が見た女の子が。




