森の奥は…
二人が巨大スライムを倒し森の奥に進んでいくと、聞こえてくる物音の数がだんだん増えてくる。
森を抜けた先の空間が見えたとき、二人は驚きの声を上げた。
「巨大スライムがいっぱい?」
そこにいたのはカラフルな巨大スライムたち。
その色は小型スライム大量発生のときのものと同じであるが、強さは巨大スライムのときと同じくらいと推測できる。
「いちおうそれぞれの能力に極振りなら……」
さばじろうは懐からクナイを取り出し、赤色のスライムめがけて投げる。
クナイが当たったスライムの体は確かに揺れたが、致命傷に至っているようには見えない。
「どうする?」
「赤色以外の攻撃なら受けられそうだけど……そうだ」
「どうしたの?」
まーちゃんは装備を紫の鎧にする。
「【自己爆発】」
まーちゃんがスキルを口にすると、まーちゃんにものすごいダメージが入り、その代わりに心臓のあたりから赤い光が浮かぶ。
それはスライムたちの頭上に飛んでいく。
そしてその爆弾が弾ける。
直後、あたりにはものすごい轟音が響き、土煙が去った後に残っていたのは一部の紫のスライムだけだった。
「忘れてたけどすっごいことしてるね……」
残っていたスライムはバフが大量にかかったさばじろうの前に散っていった。
二人はその後、何かありそうということで平原の奥に進んでいく。
その予感は見事的中し、スライム型の宮殿のようなものが見えてくる。
「あれは……ダンジョン?」
「そうみたいだね」
二人は攻略しない手はないと言わんばかりにその中に入っていった。
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