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これ、うちの畑で取れたスライムです  作者: 林檎酢
歴史の進化
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海底遺跡の最下層は…

 最下層に雑魚モンスターが出現するエリアはなく、すぐ目の前にボス部屋の扉があった。

 水位も最初のように満タンではなく足元に水があるだけとなっていた。

「多分ボスはクラゲとカニのコンビだと思うからそれぞれの技に注意してね」

 クラゲは耐性無効の触手、カニはステータス低下のハサミに注意することを再確認し、ボス部屋に入る。


 その中には一度倒したクラゲが数匹おり、それぞれが自由に動いていた。

 地面からは時々ハサミが飛び出し、天井へ突き刺さってはもとのように地面の中へ戻っていく。

 三人が数歩中央へと進むと扉がバタンと閉まる。

 それと同時、幾本もの触手が飛んでくる。

「触手は任せて!」

 さばじろうがそう言うと触手を連撃で飛ばしていく。

「【酷薄無慙】!フェスティ!バフお願い!」

「了解!【筋力強化】!」

 フェスティはその他にも数個のバフを撒き、まーちゃんの強化をする。

 大きくなったまーちゃんは一人では触手やハサミを回避するのは困難だった。

 しかし今、まーちゃんには【AGI】増加のバフやさばじろうがいる。

 次々と飛んでくる触手をさばじろうが弾き、余った触手程度ならバフのかかったまーちゃんでも回避できる。

 下から突き上げてくるハサミは出てくる位置が事前にだいたい分かるため、慣れない回避を行う。

 すんでのところでハサミを躱し、本体のクラゲを攻撃する。

 どうやらクラゲの【VIT】が相当低いらしく、一発攻撃しただけで光になって溶けていった。

 最後の一匹を倒し終わると地面のハサミも同時に光になっていった。

「よっし!これで終わりだね」

 そう言って三人は揃って報酬の宝箱を開く。

「へー、面白そうなスキルじゃん」

 三人はそれぞれ使い方を想像しながら神殿を後にした。

読んでいただき、ありがとうございます。

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