スライムになった結果…
今回は短めです。
時間がありませんでした。
というわけでスライムになったまーちゃんだが、本人はなぜそうなったのかを知らない。
しかし何もしないというのはもったいないということでテキトーに新マップへ行くことにした。
「そういえば、ステータスどうなってるんだろう?」
まーちゃんはそう言いながら、その画面を開いた。
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まーちゃん【◆◇◆◇◆】 Lv.1
【HP】12/12
【MP】5/5
【STR】0
【VIT】0
【AGI】0
【DEX】0
【INT】0
【装備】
頭【ナシ】
体【ナシ】
ズボン【ナシ】
手袋【ナシ】
靴【ナシ】
右手【ナシ】
左手【ナシ】
アクセサリー【ナシ】
【スキル】【ナシ】
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「ん?レベル1じゃん。なんで?」
まーちゃんは困惑しながらも、いつ手に入れたのかわからない、大量の、経験値を手に入れる果実を齧った。
するとまーちゃんの周りにおびただしい数の光の線が走った。
そして手に入った280のSPをすべて【DEX】……ではなく【STR】に振り分け、こちらもいつ手に入れたのかわからない【剛力】スキルと【筋力増強】スキル、【武士の道】スキルにより合計【STR】を2240まで上げた。
さらに失敗作だった【武神の兜】セットを装備することにより、【STR】は50000を突破した。
それだけで化物なのにまーちゃんは10メートルはあると見られる棒を振り回し始めた。
それによりそれに触れた生き物は光となり、散る。
そんなイージーモードでまーちゃんは新マップへと向かった。
そしてついたのはスライムだらけの街。
右を見ても、左を見ても、さらには上を見てもスライムだらけである。
そうしてまーちゃんのもとにこんな通知が届いた。
『スキル【スライム語】を獲得しました』
「あー、このせいで変な感じになってたのか」
その後、まーちゃんがスライムになっていたのは【スライム化】というスキルのせいだと分かった。
これまでぷにぷに言ってたのはこの【スライム語】をとっていなかったからだ。
本当であったらここに来てから【スライム化】を手に入れるはずだったのだが、まーちゃんがスライムを食べたせいで先に【スライム化】を手にいれてしまったというわけだ。
「うん、なんだか喋りやすい。よし、探索!」
そう言いながらまーちゃんが向かっていったのは例のごとくダンジョン。
高さを確認すると見た感じ5階建てのタイプである。
そしてまーちゃんは今回はこのスライムの姿のまま探索することにした。
読んでいただき、ありがとうございます。




