箱は開けられる
筆が乗ったので連続投稿
毎日更新してる方達はすごいと実感しました(;´д`)
2015/7/24改稿
見渡す限り地平線の先まで草原。
雲1つなく青く澄みわたる空。
「とりあえず情報整理しよう」
地べたに座り込み、まずは冷静になれと自らに言い聞かせる青年。
「ふむ、とりあえず歩きながら記憶にある情報を確認していくか。」
そういいつつ草原を見渡しどの方向に向かうか決めたようだ
「名前は庵洞沙毅。性別は男。趣味は物作り。最後の記憶にあるのは鍋を取り出した所まで」
その後も最後に食べたものや食べたかったものなど口に出しながらひたすら歩いていく途中
「ここでステータスとか言ったらなんか出てくるのか?」
思い立ったらさっそく行動に移す沙毅。
「ステータス」
すると沙毅の前に……なにもでない
「なんもでないか、んじゃステータスオープン」
すると先ほどは何も無かった沙毅の目の前に……なにもでない
「何もなし…か」
どうやらステータスオープンなどの定番はないようだ
「ん~後はギルドとかで見れる感じか、でもギルドって大体ろくなことが起きないんだよなぁ」
そんな事をぼやきつつ更に歩いていくと遠くに人工物が見えてきた
「なんだ…これは…」
そこにあったのは古び朽ちた石造りの家であった
だが朽ちたにしては納得がいかない…
なぜなら内側から壊されたかのように壁だったであろう石が散見される。
「ここはかなりやばい事が起きたようだな」
そういうとそこそこ広い家を探索しだした。
「ん?」
すでに2時間ほど探索しただろうか、ある部屋の前の廊下に違和感を感じた?
よく調べるとかすかに溝が入っているが手を入れる溝などない。
「ふむ…こっちの壁か?」
そういい壁をあちこち触ると一ヶ所だけ壁がへこむ場所があり、その場所を押し込むと床から音がなった、そしてゆっくりとその床が開いていく。
「ま、地下室への階段は当たり前だよな」
幸い地下室への階段にはなにかしら光源があるのか光っていた。
そして彼は降りていく
それが……運命であるかのように……
ようやく青年の名前が出せました(;´д`)フィー
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