光と影の物語
な、なぜ第一部が消えているんだorz
すいません第一部は下書きがなかったので急いで書き直しました(´・ω・`)
/5/7/231部改稿
光をちりばめたかのような星空
地球とは思えないほど大きい月
透明度の高い澄んだ川の奏でる水音
そしてまるで雪の様に降る淡い光の粒
そんな幻想的な景色の中、それは静かにそこにあった。
月明かりに照らされ澄んだ川の水音を子守唄にするかのように彼女はそこで眠っていた。
辺りにはただ静寂があるのみ……。
「ここにくるのは3年ぶりか……」
その静寂を破る者がいた。
まだ青年と呼べるような外見であり普通の一般人のように思える
だが…
彼にはこれほど月明かりに照らされるなかあるべきものがなかった。
彼には影がなかったのだ。
「待たせちまったな…まぁそう怒るな色々あったんだ」
そういい彼は彼女に歩み寄る。
彼女はまるでガラスで出来た銀剣草の花の部分にいた。
彼はその表面を手で触れると穏やかな笑みを浮かべ暫しの間手で表面を撫でていた。
「そろそろいくよ…次はもっと早くくるからな」
そうして青年は持っていた彼女が好きだった花を置くと名残惜しそうにその場を後にした
後には幻想的な景色と彼の残した花…そして彼女だけが静寂を取り戻したなか月明かりに照らされていた。
読んでいただきありがとうございます