表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
SCPラジオ  作者: 平光翠
PR
1/5

SCP-X クロステストシュミレーター

混ぜるな危険をほんとに混ぜる馬鹿は居ないだろう?


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

〈オブジェクトクラス〉 Thaumiel(財団の切り札)


〈特別収容プロトコル〉

サイト-Xにて、SCP-Xを防音室で囲むように収容し、室温を15℃以下に保ちながら本体の温度を管理してください。

内部の掃除についてはSCP-Xに取り付けられたキーボードからコマンドを打ち込むことにより自動的に実行されますが、表面のホコリ取りはこまめに行ってください。

特にSCP-Xが要求した場合はメンテナンスを必ず行ってください。

もう二度と熱暴走による火事を起こさないように!


〈説明〉

SCP-Xは巨大なコンピュータであり、普通であれば繋がるはずのない配線や組み込むことの出来ないパーツが搭載されています。

しかし、使用されているパーツは全て一般に販売されているもの、もしくは販売されていたもので作られています。

⚫個のCPU及びGPU、推定⚫ヨタバイト以上の記憶容量があります。

キーボードは、スタンダードキーボードが接続されていますが、その他の特殊なキーボードを接続することが可能です。

さらに、マウス、プリンタ、スキャナ等の周辺機器も全て接続出来ることが確認されています。

なお、インターネットへの接続は許可されていません。

特にブライト博士はこのオブジェクトを高画質のポルノビデオを見るために使用しないでください。


本SCPの異常性は、キーボードから打たれた内容はどんな内容であっても論理的な答えを出すことです。

財団が最高機密としていることであってもシミュレートすることができます。


〈発見経緯〉

要注意団体【CP】(SCPラジオオリジナルの団体)の所有していた廃棄施設を調査した際、ホコリを被った状態のSCP-Xを発見しました。即座にカバーストーリー『トンネル工事不良』により付近を封鎖し、施設を建造しました。


〈実験記録〉

キーボードへの打ち込み:円周率を求められる所まで

出力結果:44兆まで求めたところで財団が実験を中止させる。

O-5評議会から実験前のコメント:おそらくこいつはどこまでも求めてくれるだろうから45兆付近でやめてしまって構いません。


キーボードへの打ち込み:⚫⚫⚫理論の証明

出力結果:[削除済]非常に難解で、長い数式であった為記載していません。

博士のコメント:未だ人類が解き明かしていない理論の証明を依頼したところで、答えを知っているものはいないだろう?


キーボードへの打ち込み:SCP-173とSCP-682の戦闘結果

博士のコメント:これを打ち込んだ研究員はDクラスにしてもいいんじゃないか?

出力結果:682は対峙して26分後に瞬きをして、173に首をへし折られますが、即座に回復して眼球を増やして永遠に見続けます。

外部要因の追加:実験開始から6時間後に682の目を狙撃

変更結果:殺害には至らず。今度は目の表面に薄い装甲組織を纏った為、実験を断念。

博士のコメント:なるほど、先程の発言は訂正しよう。こいつは上手く使えればDクラスを無駄に消費しなくて済むだろう。


キーボードへの打ち込み:SCP-682とSCP-096

出力結果:27時間ほど戦闘を行い096が殺害を断念します。

博士のコメント:にわかには信じ難いが、本当にあの096が殺すのを諦めるのか?いや、実際にやってみない方がいいだろう。


キーボードへの打ち込み:SCP-682の殺害

出力結果:[削除済]

財団のコメント:いくらクソトカゲとはいえ、世界を破滅させてまで殺すほどではありません。

それでは本末転倒でしょう。


他にも複数の実験記録がありますが、別紙の報告書にまとめておきます。


最後の実験記録

キーボードへの打ち込み:SCP-XとSCP-[削除済]のクロステスト


出力結果:SCP-Xのシミュレーションが終わり次第実行






その後一切の反応を示さなくなりました。

今までの停止状態であれば、電源ボタンを長押しする再起動方法により、リセット出来ましたが、それすら実行されません。


博士の推論:おそらく、SCP-XがシミュレートするためにSCP-Xの現在の情報を必要としているが、SCP-X自身はシミュレートをしようとしており、シミュレートが出来なくなるというデッドロックに陥っているのだろう。

その他の命令コマンドよりも今回のシミュレートが優先されているため、強制停止が出来ないのだ。


これで我々は、混ぜるな危険を混ぜて試さなくてはならなくなった。

非常に残念であるが、机上の空論で済ませてしまうのは財団の理念として反している。

今までのシミュレートも含めて実験のやり直しをした方がいいだろう。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

SCP-X クロステストシュミレーター

〈オブジェクトクラス〉Neutralized(使用不可)



財団の明日はどっちだ?

オリジナル要注意団体【CP】についても今度紹介します


ちなみに、コンセプトはクロステストと財団の失敗です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ