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日記  作者: orion.
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4月2日

 最近は狂ったように小説を読んでいる。自身が何物でもない事実から目を背け、物語の中の誰かになろうとしている、なんて。実際、病んでいるだけだ。ストレスが積み重なって、人に当たるのも物に当たるのもできず、こんな言葉たちを誰かに吐き出すこともできず、ネットの海に吐き出してみることにした。

 久しぶりにキーボードを触って、このパソコンのキーボードが壊れていることを思い出した。スペースと変換キーが壊れてほとんど固まっている。酒をこぼしたらそうなった。マウスクリックだけでYouTubeに飛べてしまうから、キーボードは会社でしか触れていなかった。必要になったときに困るからと新しく買ったパソコンは、棚の手の届き辛い場所で息をひそめている。データを移すのが面倒で、まだ出番がない。いつか作業用のパソコンにしようと思って、もう2週間たつ。何も進まない。

 体の疲れを言い訳に身の回りの全てを後回しにして、この前片付けたばかりの部屋もまたずいぶんと汚くなった。今日はたまたまやる気があったので、スーツはロッカーに掛けた。普段は明日着るからと床に投げ捨てる。そうして自ら自分の居場所を狭め、多分2日後とかに死んだ目で片付ける。

 無意識に嘘をつくのがずいぶんと得意になった。先輩に忙しいかと言われ、少し悩んで暇だと答えた。実際は、息つく暇がないのがひどく苦しい。これは誰に対する優しさなのか。自分の心と言葉がどんどん離れて、自分がどこにいるのか分からなくなった。それは、思い立って今こうして思い返してみても、分からない。

 読み返さないから文も流れもめちゃくちゃだろうし、飽きっぽいからいつ終わるともわからない日記だ。前に自分のためにノートに書いた日記は、2日でリタイアした。だから、書きたいときに書いてでも、前のそれよりは長く続けようと、今の僕は思っている。

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