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怪談 しゃれこうべ  作者: 小山志乃
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夜道怪の噺

東京を江戸と申した時分のお話。


 武州では子取りや娘が連れ去られる事件が起こると「『夜道怪(やどうかい)』に捕らえられたな」と言った。


 夜道怪は人に見られることは滅多にないが、ボロボロでみすぼらしい身なりをし、大きな荷を背負っていると伝えられている。


 この妖怪は当時高野山を本拠として諸国に出向いていた「高野聖」という僧侶が原型と言われている。日暮れになると「ヤドウカ」と叫んで村々を回る。これは「宿を貸してくれ」という意味だという。その中には法力を笠にし、人々を脅かす輩もいたようで、それが子供を攫う妖怪にまで拡大解釈されていったと言われている。


 ◇


 Q 夜道怪に遭った時、その子供の使っている食器が砕けてしまう。それは何故?


 A 皿、割れてしまったから

読んでいただきありがとうございます。読んでいただきありがとうございます。


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