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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

悪虐辺境伯と恐れられる夫が私の前でだけ子犬化する現象に甘やかしたくなりますが筋肉好きの変態がバレないように訓練してきたせいで夫の筋肉を目の前にすると『スン』となってしまうのです……

作者:りん
最新エピソード掲載日:2026/07/06
 腰まで伸びた金の髪に水色の瞳、誰もが美少女だと認めるアリアは十五歳という若さで同じ年の『悪虐辺境伯』に嫁ぐ事になった。皇帝さえも恐れる辺境伯。しかしなぜかアリアにだけは小犬のように甘えた姿を見せる。本当ならモフモフを愛でるように(特に筋肉を)撫で回したいアリアだが母から『筋肉好きの、ど変態』を隠す特殊な訓練を受けていたせいで筋肉を目の前にすると自分の意思とは裏腹に『スン』となってしまう。アリアは元々この世界とは別の住人で、医師になる為の猛勉強を親から強要される女子高生だった。そのせいで唯一の生きがいが筋肉観察だと誰にも言わずに暮らすしかなかった。そんなある暑い夏の日、熱中症で倒れ気づくと伯爵令嬢アリアに転生していた。 転生して十年、今世では両親から何も強要される事のないアリアは騎士団の筋肉を盗み見する幸せな日々を過ごしていた。いつも通り気配を消し騎士団の訓練場に行くと突然背後に母が現れた。「あらあら、お母様のかわいい一人娘はこんな所で何をしているのかしら。まったく毎日毎日そんなに騎士の筋肉を見て、あと数年でデビュタントなのよ。このままでは社交界で『筋肉好きの、ど変態』だと笑い者にされてしまう。社交界は魔の巣窟よ。デビュタントまでにその、ど変態をなんとかしなさい」「ええっ!? お母様は私の、ど変態がなんとかなると思っているのですかっ!? 」「思うはずがないでしょう。一生治らないわ」「その通りですっ! 」「開き直らないのっ! そうよ。治らないのなら隠しなさい。筋肉を見ても反応しないようになるの! 」「反応しないように? 筋肉を見ても? それってお母様との訓練で騎士団の筋肉見放題という事ですかっ!? 合法で見放題っ!? 」「……合法? 仕方ないわ。デビュタントまで約四年。死に物狂いでやるしかないっ! 」 「うわあっ! 今日から筋肉見放題っ! お母様公認で見放題っ! 」「……はぁ。……アリア……あなたの未来が心配だわ……」そんなこんなで筋肉好きの、ど変態を隠す訓練をする事になったアリア。百話以上続く婚姻前の回想シーンが終わる時、アリアは『筋肉好きの、ど変態』だと夫に明かす事ができるのか? ただの筋肉好きの、ど変態アリアとその夫が出会うまでの回想シーンが長々と続く、伏線なし難しい事なし、悪者すら出てこないドタバタの物語です。

 
プロローグ
2026/07/06 21:18
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