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「おぎゃぁ!おぎゃぁ!」
「王妃様、お疲れ様で……ました。無事に……なられ……たようで」
「あぁ...よかった....。こんにちは、愛しい子」
「王妃様に……とても……しい方ですね」
「ふふ、ありがとう」
ん?誰かな。なんか声がする。
あれ...私どこかに行こうとしとったよな?
目があんまり上手く開かないんやけど....なんでかな?
それに、なんで赤ちゃんみたいな声を出してるんやろ?
ん〜...わからんけど、眠いから寝よぉっと。
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『まぁ!寝ておられるお姿も大変お可愛らしいわ!さすがあのお方のお子様ね!』
んん?また声がする?
でも、なんか変な感じの声やな...?
何?!?!眩しい!!!
『あら?モゾモゾしてらっしゃるわ!そろそろ起きられるのかしら?でもそのお姿も大変可愛らしいわ!』
「まぁまぁ!起きられたのですね、皇女殿下。おはようございます」
皇女殿下??誰のこと??
...私ってこんなに小さかったっけ? それともこの人が巨人級に大きいだけ?
んん〜わからん!わからんけど、お腹すいた!喉乾いた!体が動かへん! なんでよぉぉ...。
「…ね、ねぇ…ん、ねぇぇ……」
「あらあらお腹が空いたのですね〜。ご用意してありますからね〜」
「はい。召し上がれ」
「んっくんっく」
ん!美味しい!!
『本当は王妃様のお乳を差し上げたかったのですが、仕方がありませんね』
ん?王妃様??誰のことだろ??
私の知り合いに王妃様なんていなかったはずやけど??
……お?ん?なんかおかしくない??
お乳ってこの人今言ったよね..?...私が今飲んでるのは、ミルクだよね?
ほんで?私からベイビーの声が出てきています〜。
それって私が赤ちゃんだってこと...?
いや、はてなやなくてそうやん!!!!!
あれ?!いつベイビーになったの?!?!
私!!ベイビー!!!
Oh my gosh!!
『あらあら、もうお腹いっぱいになったのかしら?』
はぁはぁ、ちょっと混乱して疲れたわ...。なんか変な声も聞こえるし...。
お腹も膨れたから一旦寝ますわ。
「あーうーあー」
「お腹いっぱいになられましたか?噯気をされてからお休みしましょうね〜」
ーーおやすみなさい




