表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ロリ巨乳美少女にTSしたら、Vtuberなお姉ちゃんにVtuber界に引きずり込まれました  作者: 九十九一
2024年 2月

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

525/597

#196 外部コラボ開始前、初手殺しに来る核兵器(いつも通りとも言う)

 ダンまちのイベント楽しかった……!

 それからお姉さんに教えてもらった通りにゲートでQRコードを使用して、ゲートに表示されたFのエレベーターへ乗って15階へ。

 エレベーターすごく静かに上に登って行ったけど、すごく早かったです。

 結構速かったのに全然揺れないの、すごい……。


「え、えーっと、ここ、かな? たしか、受付にある固定電話? で連絡する、んだよね? って、あれ?」


 場違い感から来る緊張でドキドキ、きょろきょろしながら、受付を探していると……


「こんにちは、桜木さん」

「あ、マネージャーさん! えと、どうしてここに……?」


 受付のすぐそばにマネージャーさんが立っていました。


「本来であれば、初めての外部コラボということで、一階から桜木さんと一緒に来る予定だったのですが……差し入れという名の必須アイテムを渡しに来たことと、マネージャー同士……というより、事務所同士での打ち合わせのようなものがありまして。それで、先に私が来ていました」

「あ、そうだったんですね。一人じゃなくてなんだかほっとしました……」

「すみません。どうやらその辺りについてお伝えするのを忘れていまして……」

「いえいえ、最近忙しいって聞きますし、仕方ないですよ」

「そうですね。では、ささっと受付をしてしまいましょう」

「はい!」


 一人じゃないということがわかって一安心して、心に余裕が生まれた僕は改めて受付前を見回してみる。


「あ、ぷりしんぐのライバーさんたちの看板がある……! しかもサインもあるんだ。すごーい……!」


 らいばーほーむはこういうのなかったなぁ……。

 作らないのかな?


「すごいですよね。正直、私たちもやろうとは思ってはいるんですよ。まあ、時間もないですし、ぶっちゃけ、らいばーほーむの事務所への来客がほぼないので設置してないんですけどね」

「あ、そう言う理由だったんですね」

「えぇまあ。ですが、今回から外部コラボが解禁されましたし、こういったパネルを作るのはかなりありですね。社長に打診してみましょうか」

「あ、もしも設置するってなったら、サイン書きますね!」

「それはぜひ」

「っと、話もそこそこに。向こうの担当者を呼びましょうか」

「あ、はい! えっと、たしか、長谷部さん、でしたっけ?」

「はい、まあ、こちらにつきましては、私の方で連絡しますのでご安心を」

「あ、わかりました!」


 そう言って、マネージャーさんがタッチパネルを操作すると、受話器を耳に当てました。


「あ、お世話になっております、先ほどお会いしたらいばーほーむ三期生マネージャー、廿楽です。はい、はい。えぇ、到着しましたので、はい。えぇ、よろしくお願いします。――すぐに来るそうです」

「あ、はい」


 マネージャーさんが電話しあと、そわそわしながら、長谷部さんが来るのを待つこと一分ほど、入り口のドアが開いて、中から綺麗な女の人が出てきました。


「お待たせしました。えーっと、そちらの方が……」

「はい、例の方です」


 例の方!?


「では、挨拶を。……こほん。初めまして、ぷりしんぐ二期生のマネージャーをしております、長谷部京子です」

「あ、え、えと、は、初めまして! らいばーほーむ三期生の神薙みたまをしてますっ! 桜木椎菜ですっ! えと、よろしくお願いしましゅっ! あぅ……」

「「ぐぶふっ……!」」

「ふえぇ!? だ、大丈夫ですかっ……!?」


 マネージャーさんだけじゃなくて、なぜか長谷部さんも吐血しました。

 大丈夫なのかな!?


「す、すみません、生みたまちゃんの破壊力が……な、なるほど、これがらいばーほーむの方々が日々殺されまくっているというみたまさんですか……たしかに、死ねますね、これは」

「そ、そうでしょう? これを我々はくらいまくってるんですよ……」

「生半可な人じゃダメ、というのが痛いほどわかりました」


 なぜか二人がすごく意気投合してるんだけど……なんでだろう?


「おっと、さすがに入り口で立ち話、というのも問題ですね。こちらへどうぞ。ご案内いたします」

「あ、は、はい!」


 口端から流れてる血と、鼻血をティッシュで拭いつつ、笑顔でそう言う長谷部さんのあとに続く形で僕とマネージャーさんも中へ。


「基本、15階はぷりしんぐのライバーが配信で使用する部屋などがあって、スタッフなどは基本14階にいたりします」

「あ、そうなんですね」

「他にも会議室や休憩室のような場所もありますが……今日はそちらを使うことはないですからね。割愛で。あ、興味があるようでしたらご案内しますよ。少し時間に余裕がありますので」

「あ、いえ、大丈夫です! できればその、配信の打ち合わせをしたいと言いますか……そ、粗相がないようにしたいので……!」

「ふふ、桜木さんなら問題はないと思いますよ。なんせ、VTuber界一の癒し系ですから」

「それ関係あるんですか!?」

「もちろんです。えーっと、あ、ここですね。こちらが今日配信をしていただくお部屋となります。既に中にはうちの鈴芽るいがガッチガチになりながら待機してます」

「ガッチガチなんですか!?」

「はい、ガッチガチです」


 むしろ僕の方がガッチガチなんだけど……!

 それに、その、調べた限りだと、ぷりしんぐはいろんなところとコラボしてるみたいだし、僕みたいな新人VTuberとのコラボも慣れてそうだけど……。

 なんて考えていると、長谷部さんが扉をノックしました。


「長谷部です。コラボ相手の人を連れてきましたよ」

『ひぃっ!? ま、ままま、マジですか!? もう来ました!? 来ちゃいました!? あの! 私、心の準備とかできてなひゃぁぁあ!?』


 ばたーーんっ!

 中から慌てた様な女性の声と、派手に転んだような音が聞こえてきました。

 え、もしかして転んだ!?


「あぁ、いつものことですね。では、中に入りましょうか」

「え、このまま入っちゃって大丈夫なんですか!?」

「明らかに転んだような音がしてましたが」

「はい、いつものことですから。では、どうぞ」

「え、あ、じゃ、じゃあ、し、失礼します……」

「では私も失礼します」


 長谷部さんが扉を開くと、中はらいばーほーむの事務所でもよく見かけるような機材があるお部屋でした。

 そして、その中央には、お尻を突き上げるようにして床に倒れてる女性が……って!


「だ、大丈夫ですか!?」

「う、い、いたたぁ……あ、だ、大丈夫大丈夫です!?」


 僕が駆け寄って声をかけると、女の人は額をさすりながらガバッ! と起き上がりました。


「まったく、それなりに前からコラボすると言っていたでしょう?」

「いやいやいやいや!? そうは言っても、みたまちゃんだよ!? 事務所入りしてから瞬く間にらいばーほーむ内で人気トップになった、あのみたまちゃんだよ!? 緊張するよぉ!?」

「緊張って……一応、あなたの方が先輩……というより、大先輩ですからね? あと、いい加減立ってちゃんと挨拶をしてください」

「ハッ!? そ、そうでした!? あ、え、えーっと! は、初めまして! ぷりしんぐ二期生鈴芽るいこと、多々良芹那(たたらせりな)です! よろしくお願いします!」


 にぱっとした快活な笑顔と共に女性――多々良さんが挨拶をしました。

 クリーム色のショートカットに、溌剌とした印象のある整った顔立ちのお姉さん。

 身長は……多分160センチあるかないかくらい、かな?

 肌は色白というより、少し焼けていて、小麦色っぽい。

 よく見ると、八重歯が見えてる。

 チャームポイントなのかも。

 って、僕も自己紹介しないと!


「初めまして! らいばーほーむ三期生、神薙みたまをやってます、桜木椎菜ですっ! 今日はよろしくお願いします!」

「う、うわぁ~~! こ、これが、生のみたまちゃん! うぅ、感無量……!」

「えっと……?」

「あっ、ご、ごめんなさいっ! じ、実はその、ね、私、らいばーほーむのファンで……あ、みたまちゃん推しです!」

「そ、そうなんですか? ありがとうございます! すごく嬉しいです!」

「ごふっ……」

「ふぇぇ!? だ、大丈夫ですか!?」

「や、ヤバい、これヤバい……生のインパクトと破壊力が凄まじいことに……! あ、えと、一つ訊きたいんですけど、いいですかね……?」

「あ、はい、大丈夫です」

「えーっと、ね? みたまちゃん……じゃなくて、桜木さん? は、普段らいばーほーむの人たちのことはどう呼んでるの? あ、リアルで」

「基本的に、お姉ちゃんかお兄ちゃん呼びです」

「なぬっ! え、らいばーほーむ羨ましい……こんなに可愛い娘からお姉ちゃん呼び……!」


 羨ましいって言うことは、多々良さんはお姉ちゃん呼びしてほしい、のかな?

 それなら……


「えっと、もしよかったら、ですけど……その、芹那お姉ちゃんって呼んでもいいですか……?」


 ちょっとそうお願いしてみる。


 どちらかといえば、年上の人は名前+お姉ちゃん呼びの方がしっくりくるような気がしてたり……。


「げぶはぁっ!」

「吐血!? あ、も、もしかして、嫌、でした……?」

「い、嫌なんてことはないないない!? というより、桜木さんみたいな可愛い娘から不意打ちお姉ちゃん呼びで、ね、血が溢れちゃって……」


 吐血って、本当にどこにでもあるんだね……。


「と、とにもかくにも! 私のことは芹那お姉ちゃんで! むしろそれでお願いしますっ!」

「はいっ! じゃあ、僕のことは、椎菜で大丈夫です!」

「じゃあ、椎菜ちゃんって呼ばせてもらうね!」

「わかりました!」

「あ、それとね、私相手に敬語はなくていいから!」

「い、いいんですか? その、今日が初対面ですけど……」

「いいのいいの! 同じVTuber同士、仲良くしたいしね!」

「芹那お姉ちゃん……うん! じゃあ、お言葉に甘えて、普通にお話しするね!」

「笑顔かわよぐぶふぁ!!」

「ふぇぇ!? な、なんで!? あ、あの、長谷部さん、芹那お姉ちゃんが……って、長谷部さん!?」

「生核弾頭は、ダメ……」


 長谷部さんの方を見れば、そこにはいい笑顔で倒れている長谷部さんの姿が。

 あと、よく見たらスタッフさんも倒れてる!?

 なんで!?

 あ、ま、マネージャーさんまで!


「や、ヤバい……耐性を得ようと、ひたすら配信を見まくったのに……効果が、一切ないや……ヤバイ、生みたまちゃんヤバイ……これ、配信、最後まで生きてられるかな……」

「なんだか不穏だよ!?」

「と、とりあえず、きょ、今日の打ち合わせ、しよう……か、覚悟を決めるのは、その後からで……!」


 一体何の覚悟を決めるんだろう……。

 芹那お姉ちゃんの言葉を聞いて、僕はそんな疑問を抱いたけど、それよりも配信の方が大事だったので、今日の配信の流れについての確認をして、僕の初めての外部コラボが始まりました。


「なんか、うちのみたまがすみません」

「いえ、生みたまさん、いいですね……」

「それはもう……難点を挙げるとすれば、こちらが死ぬこと、ですけどね」

「心中お察しします」

 マネージャーの差し入れ(レバニラ炒めとレバニラバー)。

 差し入れする物がおかしいよねって言う。

 余談ですが、みたまっていうか、椎菜の背丈とかスタイルって、ダンまちの紐神様がかなり近いって言うかほぼあれだということに少し前気付きました。身長、ほぼ同じだし。なので、多分椎菜は紐が装備できると思います。

 あ、イベントでちゃんともらえました、例の紐。

 6期楽しみだなァ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
逝くことは確定
血が足りるかなあw
>例の紐 柊ちゃんを装備させれば…?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ