03対戦相手の抽選会
次の日、俺は抽選会場の広場へやって来た。
人、多いなぁ。
受付「あ、おはようございます。」
双星「おはようござ・・ぶふぁ!」
受付のおねーさんが、肩やら鎖骨やら鎖骨やらさこーつやら露出した服になっていた。
受付「ど、どうですか?」
双星「似合ってます!」
受付「よかった。みなさんちらちら見てくるので変なのかと思ってしまいました。」
ちらちら見ちゃうのは男のサガだと思ってください。
ああ、こんな純粋な人を騙してしまったのか俺は。
死後地獄に落ちても構いませんからもう少し堪能させてください。
受付「ではくじをどうぞ。」
くじで抽選なのか。
番号が振られていて、該当するトーナメントの場所に割り振られるってところかな。
くじを引いて中を見る。
”大吉”
双星「・・あの?」
受付「おめでとうございます!大吉は中々でないんですよ!」
双星「はぁ。」
受付「私が勤め始めて初めてです!」
そりゃすごい・・のか?
双星「いつから勤めているんですか?おねーさんいくつ?」
受付「そりゃ!」
双星「うわあ目が!目がー!!!」
受付のおねーさんによる目つぶしがクリーンヒットした。
受付「女性に歳を聞いてはいけません。殺しますよ。」
双星「俺の眼球が殺人未遂に遭いましたけど・・」
歳は聞かないことにしよう。
というか、俺より受付のおねーさんの方が強そう。
受付「大吉を引いたあなたは超ラッキー。控室が豪華になります。」
双星「やったぁ・・それだけ?」
受付「さすがに試合の有利不利に影響するようなことはできませんよ。」
双星「超シードで最初から決勝戦とか。」
受付「暴動が起きますよー。」
双星「対戦相手はフルマラソン(42.195キロ)走ってから戦ってくれるとか。」
受付「試合が滞ってしまいますから。」
双星「それじゃあ俺一回戦で負けちゃいそう・・せっかく控室が豪華になっても・・」
受付「戦う前から負けることを考えちゃダメですよ!」
双星「でも俺、素人だし・・」
受付「そうだ!なら優勝したら・・私のこと好きにしていいですよ(にっこり)」
双星「絶対勝つ!!!」
受付「その意気です。ささ、トーナメント表の抽選しますからこちらに来てください。」
優勝!優勝!!優勝!!!
受付「ではこちらのボックスから一枚引いてください。」
双星「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお優勝までのキップかもーん!!!」
受付「1番ですね。縁起がいいですよ♪」
双星「初戦ってこと?」
受付「はい。対戦相手は・・あ、もう出てますね。」
双星「インスペクターさん?」
ボードに書かれている名前を読むが・・知らない人だ。
受付「あちゃー、優勝候補のひとりですね。前回大会のベスト8の方です。」
双星「え!?」
受付「でも優勝目指すなら全勝以外ありえませんし、ファイトです。」
双星「い・・今からでも総当たり戦に・・」
受付「さすがに時間が足りませんね。がんばって優勝してください、そしたら私がなんでもしちゃいます♪」
双星「うおおおおおおおおおベスト8とかひねり潰してやるぞおおおおおおおおおおおおおおおおお」
受付「その調子その調子。」
双星「今から特訓だ!」
覚悟しろよインスペクター、この地をお前の墓標にしてやる。
受付「かつてない一夜漬け感」
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