01はじまりはじまり
ついにやって来た・・
西の地、最大の都市ドラゴンズタウン。
ここはかつて人が竜と戦い勝利した地と言われている。
地元を飛び出し早数年・・俺はここでビッグになってやる!
なれなかったらなれなかったでいいけど。
どんっ。
双星「はぅっ。」
突然後ろからなにかがぶつかって来た。
男「邪魔だどけ!」
どうやら俺にぶつかって来たのは人らしい。
わめきながら走っている。
双星「・・一言くらい・・謝れやー!」
手近な石を思いっきり投げる。
ゴンッッッ!!!
なにやら鈍い音がして、男が倒れた。
あれ?当たった?
?「この辺りに怪しい男は来なかったか!?」
今度は武装した女の子が走ってやって来た。
辺りを伺う目が倒れた男に注がれる。
?「なっ!?誰がこんなことを!?」
やばい知り合い?
双星「あああごめんなさい。ぶつかって来たんで抗議の石を投げたら当たってしまいましたあああああ」
?「よし捕えろ!」
逮捕はやめてええええええええ。
だが女の子の指示で捕まったのは倒れた男。
双星「あれ?」
?「よい腕だな。あの者は敵国の間者だ。」
間者というと、スパイのことか。
双星「あははそうなんですかあはははは。」
?「本来であれば、石を投げつけ怪我をさせる行為はれっきとした傷害事件なのだが・・」
双星「あー」
?「おかげでスパイを逃がさずに済んだ。厳重注意に留めておこう。」
双星「ありがとうございます!」
ヒミカ「私はヒミカ。軍人だ。」
双星「お、俺は双星と言います・・旅人です。」
ヒミカ「ほう・・お前も”あれ”に出るつもりか?」
双星「あれ?」
ヒミカ「我が国・・いや、世界最大規模の武闘大会だ。なんだ知らないのか。」
双星「あーそれで賑わっているんですね。」
ヒミカ「優勝賞金がでかいからな。みな目の色が違う。」
双星「へーなら出てみようかな。いくらなんですか?」
ヒミカ「100億だ。」
双星「・・・・んんん!?」
ヒミカ「世界中から出場者が来る。精々がんばるんだな。」
100億?一生使っても使いきれない金額に、俺は驚きを隠せずいた。
・・
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