95/629
95
ともかく私の前には料理がズラリ
けれどもけれどもどれに手を伸ばしていいやら分からずにいる
多すぎるのだ
それで永遠に迷い箸
どれかに絞って食べ切れば
賞賛されるかもしれないけれども
その前に別の料理のことが気になりだすに決まっている
麺を食べながら肉を懷い
水を飲みながらスープを連想する
これだからいけないのだが
これだから自分を好きなのだ
そして
どーでも良いくらいにお腹が張ってくる昼下がり
今日もダメだったな、と
体をツルツル触って苦笑いする私は
心療内科医にアスペルガー症候群だと診断されている




