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はじめに  作者: 師走
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ともかく私の前には料理がズラリ

けれどもけれどもどれに手を伸ばしていいやら分からずにいる

多すぎるのだ

それで永遠に迷い箸

どれかに絞って食べ切れば

賞賛されるかもしれないけれども

その前に別の料理のことが気になりだすに決まっている

麺を食べながら肉を(おも)

水を飲みながらスープを連想する

これだからいけないのだが

これだから自分を好きなのだ

そして

どーでも良いくらいにお腹が張ってくる昼下がり

今日もダメだったな、と

体をツルツル触って苦笑いする私は

心療内科医にアスペルガー症候群だと診断されている

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