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紙の端で指を切るごとに
つっ
と声にもならない悲鳴が上がる
血も出ないほどの鋭い痛み
それはすぐに消え去って
後はその部位を別の手で押さえる自分がいるのみだ
ハサミで自分を切ることはほとんどないはずなのに
ハサミに切られる紙には負ける
油断が原因なのか
それとも
考えてみれば、紙は刃の部分が外側に出ているような構造だからヤられてしまうのか
よく分からないが
大した怪我にはならないのも悔しい
大きな事故は少ないものだが
小さい事故は多いということでもあるのかもしれない
誰も責めることはできなくて
舌打ちする元気もなかったりする




